<5月22日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>
(予定ですので、変更の際はご了承ください。)情報提供*ハバーロフスク支局岡田和也アナウンサー
毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、
◎「新たな経済条件が協力の新たな道を指し示す」と題する『第3回露日エネルギー対話』についてのハバーロフスクからのルポルタージュ
◎その他の極東地域のニュース
◎「ロシヤの3つの艦隊の演習『ヴォストーク2010』がヴラヂヴォストークで行われます」と題する解説
◎音楽の栞
以上の内容でお送りいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。
【声のご出演】
・ナターリヤ・ヴァシーリエヴァさん(『ロシヤの声』極東通信員)
・ヴャチェスラーフ・シポールトさん(ハバーロフスク地方知事)
・泉田裕彦さん(新潟県知事)
・ロマーン・マールトフさん(太平洋艦隊司令部情報PR局長・海軍大佐)
・ドミートリイ・ヴォロパーエフさん(声楽家)
【お届けする予定の音楽♪】
・ルイージ・デンツァ(Luigi Denza、1846年2月24日 -
1922年1月26日、イタリア、カステッラマーレ・ディ・スタビア出身の作曲家)作曲・ジュゼッペ・トゥルコ作詞/『フニクリ・フニクラ』(歌唱:ドミートリイ・ヴォロバーエフ)
(※昔、高校生の時分に、選択科目で美術の私とは違って音楽を選択していた同じサッカー部の友人が、この歌をそれは楽しそうに口ずさんでいたことがふと懐かしく想い出されてまいります。今も日本では高校などで教えられているのでしようか?)
・ジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ作曲/歌劇『椿姫』より、『乾杯の歌』
(歌唱:リュドミーラ・ドゥヂーノヴァ&ドミートリイ・ヴォロバーエフ、伴奏:ヤクーチヤ国立コンサートオーケストラ)
【ひとりごと便り】
みなさま今晩は。お元気ですか。5月も下旬に入り、こちらハバーロフスクも、新緑の鮮やかな、そして、そよ風の爽やかな季節を迎えておりまして、先日、森のはずれでシマリスさんとひょっこり出逢い、私を同類とみなしてくださったのか、二本足でちんちんをして、おどけてみせてくれました。さて、『ウィキペディア』によりますと、今日5月22日は、こんな日だそうです。
記念日・年中行事
「国際生物多様性の日」、イエメンでは「統一イエメン共和国成立の日」、そして、日本では「ガールスカウトの日」「サイクリングの日」だそうですね。
できごと
1769年 モスクヴァのクレームリのスパーススカヤ塔のための鐘が鋳造される。
1916年 ペチェルブールグにM.Y.レールモントフ像〔B.M.ミケーシン作〕が設置される。
1960年 チリ地震発生。
1977年 1883年からパリ・イスタムブール間で運行されてきた「オリエント急行」の最後の運行。
誕生日
1813年 リヒャルト・ワーグナー、ドイツの作曲家(〜1883年)(代表作:楽劇『ニーベルングの指輪』他)
1924年 シャルル・アズナブール(本名ヴァレン・アズナブリャーン)、アルメニヤ出身のフランスの俳優・歌手
1948年 エヴゲーニイ・マルトィーノフ、ソ連の作曲家・歌手(〜1990年)
1994年 高木美帆、スピードスケート、サッカー選手
忌日
1885年 ヴィクトル・ユゴー、フランスの小説家(1802年〜)
1903年 藤村操、第一高等学校生徒(1886年〜)
なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。
【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4,
Dom Radio, Room 918,
Voice of Russia,
Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室),
+7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:okada@mail.redcom.ru
(※日本語でお書きいただけます。♪)
ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます『お便りステーション』のコーナーです。
それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。
(※以下は、日ロ交流協会よりご恵送いただきました『日ロ交流』紙の情報です。)
【ART】
●ロトチェンコ+ステパーノヴァ展〜ロシア構成主義のまなざし〜
4/24(土)〜6/20(日)/東京都庭園美術館
◇お問い合わせ 東京都庭園美術館 〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
03-3443-0201
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/rodchenko/index.html
●話の話展〜ユーリー・ノルシュテイン&フランチェスカ・ヤールブソワ
4/10(土)〜6/27(日)/神奈川県立近代美術館葉山館
◇お問い合わせ 神奈川県立近代美術館葉山館 〒240-0111 三浦郡葉山町一色2208-1
046-875-2800
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallTop.do?hl=h
【イヴェント】
●日露修好条約締結155周年記念写真展「幕末・明治の日本」
本展は2011年に延期されました。2011年7月函館、8月東京で開催されます。
ロシア人収集家のコレクションより幕末から維新前後の日本の町や村の風景や自然・人々の暮らしがうかがえる
お問い合わせ
ロシア文化フェスティヴァル日本組織委員会事務局 03-5919-1051
http://www.russian-festival.net/program2010.html
【テレヴィ】
●宝塚「黒い瞳・プーシキン作“大尉の娘”」/5/16(日)19:00/BS12
TwellV(再)5/25(火)
http://www.twellv.co.jp/program/ichiosi/index.html
●劇場への招待▽華のん企画“チェーホフ短編集”アントン・チェーホフ作、山崎清介演出/
5/28(金)23:00/NHK教育
(NHKのサイトはまだ作成されていません/村上)
【新刊】
●貧しき人々/ドストエフスキー著/安岡治子訳/光文社古典新訳文庫/720円
http://www.kotensinyaku.jp/
●ロシア民話2/アファナーシエフ著/金本源之助訳/群像社/2625円/
アファナーシエフが収集したロシアの民話集。2は、「イワン王子と癒しの水」「ワシーリイ王子と蘇りの水」といった王子を主人公にした民話や、魔法の力をもつ“ルバシカ”や“鏡”の話などを収録する。
●ロシア民話3/アファナーシエフ著/金本源之助訳/群像社/2625円/
アファナーシエフが収集したロシアの民話集。3は、「蛙の王女」「豚の皮衣を着た王女」といった王女を主人公にした民話や、死人や魔女の話などを収録する。
http://www.gunzosha.com/index.html
【新シリーズのヴェリカード発行のお知らせ】
支局より久しぶりに新シリーズのヴェリカードを発行させていただきます。
タイトルは≪彩りの街ハバーロフスク≫で、デザインは次の12種類です。
@映画館『ドゥルージバ(友愛)』(通し番号:1001)
A大聖堂広場からアムール河岸通りへの階段(1002)B市民の憩いの池・上の池(1003)
Cレーニン広場(1004)D街の鳥瞰(1005)Eサーカス場(1006)
Fムラヴィヨーフ=アムールスキイ通り(1007)G市民の憩いの池・下の池(1008)
H遊覧船乗り場(1009)I市民の憩いの池・中の池(1010)
Jハバーロフスク駅前広場とハバーロフ像(1011)Kガイダール児童公園(1012)
【画像】
・『第3回露日エネルギー対話〜ロシア極東における北東アジアのエネルギー協力の促進要因と経済条件〜』の模様
(左奥の演台に泉田裕彦新潟県知事。2010年5月13日、ハバーロフスク地方迎賓館2階会議場にて後方のプレス席から撮影しました。)
・ヴャチェスラーフ・シポールト・ハバーロフスク地方知事の就任1年に因んだ地元の新聞『太平洋の星』(20101年5月6日付)の記事(写真:V.スピドレン氏)。
・【最新ヴェリカード】≪彩りの街ハバーロフスク(2010年春発行/12種類)≫
@映画館『ドゥルージバ(友愛)』(1001)A大聖堂広場からアムール河岸通りへの階段(1002)
B市民の憩いの池・上の池(1003)Cレーニン広場(1004)D街の鳥瞰(1005)Eサーカス場(1006)
Fムラヴィヨーフ=アムールスキイ通り(1007)G市民の憩いの池・下の池(1008)
H遊覧船乗り場(1009)I市民の憩いの池・中の池(1010)
Jハバーロフスク駅前広場とハバーロフ像(1011)Kガイダール児童公園(1012)
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2010年4月のシベ極情報 2010年6月のシベ極情報
<5月15日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>
毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、
◎「諸問題にもかかわらず日本のロシヤ極東にたいする関心は高まっています」と題する
ハバーロフスクからのルポルタージュ
◎「危機の状況における自らの路線」と題するヴャチェスラーフ・シポールト・ハバーロフスク
地方知事のインタヴュー
◎「日本の知事たちにとくに大きな関心を呼び起こしたものは」と題するコメント
◎音楽の栞≪極東の地における第9回モスクヴァ復活大祭(パースハ)フェスティヴァル≫
以上の内容でお送りいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。
今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。
【声のご出演】
・ナターリヤ・ヴァシーリエヴァさん(『ロシヤの声』極東通信員)
・丹波俊人さん(日本木材輸入協会会長)
・ヴャチェスラーフ・シポールトさん(ハバーロフスク地方知事)
・ナターリヤ・バザレョーヴァさん
(演奏:ヤクーチヤ国立コンサートオーケストラの芸術監督兼首席指揮者)
・エリザヴェータ・ザハーロヴァさん(マリイーンスキイ劇場若手歌手アカデミーのソリスト)
・ヴラヂーミル・モローズさん(声楽家)
【訂正】
<5月8日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>中、
「ナターリヤ・パザリョーヴァ指揮」を
「ナターリヤ・バザリョーヴァ指揮」に訂正いたします。
【お届けする予定の音楽♪】
・アレクサーンドル・ツィガンコーフ作曲『田舎のお祭り』
(バララーイカ独奏:ドミートリイ・シヴェツォーフ、演奏:ナターリヤ・バザリョーヴァ指揮&
ヤクーチヤ〔共和国サハ〕国立コンサート・オーケストラ)
・ジョルジュ・ビゼー作曲/歌劇『カルメン』より、ハバネラ
(歌唱:エリザヴェータ・ザハーロヴァ〔マリイーンスキイ劇場若手歌手アカデミーのソリスト〕、
伴奏:ヤクーチヤ〔共和国サハ〕国立コンサート・オーケストラ)
・ピョートル・チャイコーフスキイ作曲/6つの歌・作品38より、第1曲『ドン=ジュアンのセレナード』
〔詩:A.K.トルストーイの『ドン=ジュアン』により〕(歌唱:ヴラヂーミル・モローズ、
伴奏:ヤクーチヤ〔共和国サハ〕国立コンサート・オーケストラ)→原詩と拙訳は下をご覧ください。
Серенада Дон Жуана
Музыка: Пётр Чайковский
Слова:
Алексей Толстой
Гаснут дальней Альпухары
Золотистые края.
На
призывный звон гитары
Выйди, милая моя.
Всех, кто скажет, что
другая
Здесь сравняется с тобой,
Всех, любовию сгорая,
Всех зову на
смертный бой.
припев:
От лунного света
Зардел небосклон,
О, выйди,
Нисета,
Скорей на балкон.
От Севильи до Гренады,
В тихом сумраке
ночей,
Раздаются серенады,
Раздается стук мечей.
Много крови, много
песен
Для прелестных льется дам,
Я же той, кто всех прелестней,
Песнь и
кровь свою отдам.
припев:
『ドン=ジュアンのセレナード』
詩:アレクセーイ・トルストーイ
曲:ピョートル・チャイコーフスキイ
遥かなるアルプハーラの
金色の縁取りは消えゆく。
呼びかけるギターの音に
出でよ、我が愛しき人よ。
君にひけをとらない女性
がいる、と言う者をみな、
みな、恋に焦がれながら、
みな、死闘へと呼び招く。
※
月の光で
大空が赤く染まり始めた、
おお、出でよ、ニセータ、
早くバルコニーに。
セヴィリヤからグラナダまで、
静かな夜の暗闇に、
セレナードが響き、
剣の音が鳴り響く。
多くの血、多くの歌が
麗人のために流される、
我も誰より麗しき人に
この歌と血を捧げよう。
※
【ひとりごと便り】
みなさま今晩は。お元気ですか。今日のこの番組の原稿を翻訳していましたら、5月というのに
窓の外で綿雪が舞い始めて、草萌える街がたちまち冬景色に変わり、神様の魔法の杖を目にしているかの
ようでした。さて、『ウィキペディア』によりますと、今日5月15日は、こんな日だそうです。
記念日・年中行事
「国際家族デー」、「ヨーグルトの日」(ヨーグルトを研究したノーベル生理学・医学賞受賞者の
ロシヤのイリヤー・メーチニコフの誕生日から)、オセーチヤでは「オセーチヤ語とオセーチヤ文化の日」、
イスラエルとオーストリヤとパラグアイでは「独立記念日」、韓国では「教師の日」、
そして、日本では「沖縄本土復帰記念日」、京都の「葵祭」だそうですね。
できごと
1115年 古代ロシヤで、最初の正教の祝日である殉教者ボリースとグレーブの追悼の日が制定される。
1846年 サンクトペチェルブールグで帝政ロシヤ考古学協会が創設される。
1858年 函館に最初のロシヤ帝国領事館が開設される。
(※ハバーロフスクの開基と同じ年ですね。ちなみに、来年は宣教司祭ニコラーイ来日150周年で、
夏に函館のハリストス正教会で記念式典が催されるそうです。)
1935年 モスクヴァの地下鉄1号線が開通。
1988年 ソ連軍がアフガニスタンからの撤退を開始。
誕生日
1798年 イヴァーン・プーシチン、詩人・ヂェカブリースト・A.S.プーシキンのリツェーイの友人
(〜1859年)(代表作:『プーシキンについての手記』)
1845年 イリヤー・メーチニコフ、ロシヤの生物学者・免疫学者・老人学の創始者・ヨーグルトの研究者・
ノーベル生理学・医学賞受賞〔1908年〕者(〜1916年)
1845年 イヴァーン(本名
ヤン)・チェールスキイ、ポーランド出身のロシヤの地質学者・古生物学者・
地理学者・シベリヤ探検家(〜1892年)
(※探検家チェールスキイ夫妻の生涯につきましては、アルダーン・セミョーノフ著・加藤久祚訳
『永遠のシベリア』(新時代社)という素的な本が出ていたかと思います。また、加藤久祚著
『シベリアに憑かれた人々』(岩波新書)の第5章「ポーランド反乱の流刑囚たち」にチェールスキイに
関する記述が見られます。)
1848年 ヴィークトル・ヴァスネツォーフ、ロシヤの画家(〜1926年)(代表作:『三勇士』。
風景画家アポリナーリイ・ヴァスネツォーフの兄)
1873年 ニコラーイ・チェレプニーン、ロシヤの作曲家・指揮者(〜1945年)
(代表作:バレエ音楽『アルミーダの館』)
1891年 ミハイール・ブルガーコフ、ロシヤの作家・劇作家(〜1940年)
(代表作:『白衛軍』『巨匠とマルガリータ』)
1925年 アンドレーイ・エシパーイ、ソ連の作曲家(代表作:バレエ音楽『アンガラー』)
1926年 ヴラヂーミル・トローシン、ソ連の歌手・俳優
(※ソヴェート歌曲『モスクヴァ郊外の夕べ』の歌唱でおなじみの歌い手さんかと思います。)
忌日
1157年 ユーリイ・ドルゴルーキイ、スーズダリ公・キーエフ大公・モスクヴァの創始者(1099年頃〜)
1935年 カジミール・マレーヴィチ、傑出したロシヤの抽象画家(1878年〜)
1942年 石光真清、日本陸軍の少佐・ロシヤ通の軍事諜報員(1868年〜)
(※中公文庫から自伝四部作が出ていたかと思いますが、今月3日付の読売新聞のコラム『編集手帳』に
その第二部『曠野の花』の一節が引用されていました。)
なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。
あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせて
いただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証
(ヴェリカード)を発行させていただいております。
【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4,
Dom Radio, Room 918,
Voice of
Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室),
+7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:okada@mail.redcom.ru
(※日本語でお書きいただけます。♪)
ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます
『お便りステーション』のコーナーです。
それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして
健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、
この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当は
ハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。
(※以下は、日ロ交流協会よりご恵送いただきました『日ロ交流』紙の情報です。)
【ART】
●ロトチェンコ+ステパーノヴァ展〜ロシア構成主義のまなざし〜
4/24(土)〜6/20(日)/東京都庭園美術館
◇お問い合わせ 東京都庭園美術館 〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9
03-3443-0201
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/rodchenko/index.html
●話の話展〜ユーリー・ノルシュテイン&フランチェスカ・ヤールブソワ
4/10(土)〜6/27(日)/神奈川県立近代美術館葉山館
◇お問い合わせ 神奈川県立近代美術館葉山館 〒240-0111 三浦郡葉山町一色2208-1
046-875-2800
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/public/HallTop.do?hl=h
【イヴェント】
●日露修好条約締結155周年記念写真展「幕末・明治の日本」
本展は2011年に延期されました。2011年7月函館、8月東京で開催されます。
ロシア人収集家のコレクションより幕末から維新前後の日本の町や村の風景や自然・人々の暮らしがうかがえる
お問い合わせ
ロシア文化フェスティヴァル日本組織委員会事務局 03-5919-1051
http://www.russian-festival.net/program2010.html
【テレヴィ】
●宝塚「黒い瞳・プーシキン作“大尉の娘”」/5/16(日)19:00/BS12
TwellV(再)5/25(火)
http://www.twellv.co.jp/program/ichiosi/index.html
●劇場への招待▽華のん企画“チェーホフ短編集”アントン・チェーホフ作、山崎清介演出/
5/28(金)23:00/NHK教育
(NHKのサイトはまだ作成されていません/村上)
【新刊】
●貧しき人々/ドストエフスキー著/安岡治子訳/光文社古典新訳文庫/720円
http://www.kotensinyaku.jp/
●ロシア民話2/アファナーシエフ著/金本源之助訳/群像社/2625円/
アファナーシエフが収集したロシアの民話集。2は、「イワン王子と癒しの水」「ワシーリイ王子と蘇りの水」といった王子を主人公にした民話や、魔法の力をもつ“ルバシカ”や“鏡”の話などを収録する。
●ロシア民話3/アファナーシエフ著/金本源之助訳/群像社/2625円/
アファナーシエフが収集したロシアの民話集。3は、「蛙の王女」「豚の皮衣を着た王女」と
いった王女を主人公にした民話や、死人や魔女の話などを収録する。
http://www.gunzosha.com/index.html
【画像】
・アルダーン・セミョーノフ著・加藤久祚訳『永遠のシベリア』(新時代社)のカヴァー(V.メシュコフ画)
と同書に掲載されているチェールスキイの写真。
・ヴャチェスラーフ・シポールト・ハバーロフスク地方知事の就任1年に因んだ地元の新聞『太平洋の星』
(20101年5月6日付)の記事(写真:V.スピドレン氏)。
・戦勝記念日を目前に戦没者慰霊施設の永遠の灯を守る若者たち
(2010年5月7日、撮影。後ろは、放送センターです。)
<5月8日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>
毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の
時間です。今週は、
◎ロシヤ極東地域のニュース≪戦勝65周年特集≫
◎『記憶の書』第6巻の刊行についてのルポルタージュ
◎音楽の栞
以上の内容でお送りいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。
今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。
【声のご出演】
・ナターリヤ・ヴァシーリエヴァさん(『ロシヤの声』極東通信員)
・ガリーナ・グリツァエーンコさん(第二次世界大戦参戦軍人)
・ヴァレーリイ・ホチミーチさん(第二次世界大戦参戦軍人のご子息)
・ヴャチェスラーフ・シポールトさん(ハバーロフスク地方知事)
【お届けする予定の音楽♪】
・アレクサーンドル・ツィガンコーフ作曲『輝けるルーシ(古のロシヤ)』
(演奏:ナターリヤ・バザリョーヴァ指揮&ヤクーチヤ〔共和国サハ〕
国立コンサート・オーケストラ)
・ロシヤ歌謡『清らかな野のうえを』(歌唱:リュドミーラ・ドゥジーノヴァさん
〔マリイーンスキイ劇場若手歌手アカデミーのソリスト〕、
伴奏:ヤクーチヤ〔共和国サハ〕国立コンサート・オーケストラ)
→原詩と拙訳は下をご覧ください。
・ロシヤのロマンス(抒情的小歌曲)『暗いチェリー色のショール』
(歌唱:エリザヴェータ・ザハーロヴァ〔マリイーンスキイ劇場若手歌手アカデミーのソリスト〕、
伴奏:ヤクーチヤ〔共和国サハ〕国立コンサート・オーケストラ)
→原詩と拙訳は下をご覧ください。
Над полями да над чистыми
музыка:
Елизавета Горина
слова: Александр Рославлев
Над полями да над чистыми
Месяц
птицею летит,
И серебряными искрами
Поле ровное
блестит.
Припев:
Ну, дружней, звончей,
бубенчики,
Заливные голоса!
Эх ты, удаль молодецкая!
Эх ты, девичья
краса!
Гривы инеем кудрявятся,
Порошит снежком
лицо.
Выходи встречать, красавица,
Друга мила на
крыльцо.
Припев
Глянут в душу очи ясные,
Закружится
голова…
С милым жизнь, что солнце красное,
А без мила -
трын-трава!..
Припев
『清らかな野のうえを』
(詩:アレクサーンドル・ロスラーヴレフ、曲:エリザヴェータ・ゴーリナ)
清らかな野のうえを
月が鳥のように渡り、
銀色の火花のように
平原が煌めく。
※
さあ、鈴の音よ、調子を合わせてより高らかに、
甲高く響く声よ!
おお、若者の勇ましさ!
おお、乙女の麗しさ!
たてがみは霜で巻かれ、
顔は雪で覆われている。
迎えておくれ、別嬪さん、
愛しき友を、玄関口に。
※
澄んだ瞳が心を覗き、
頭がくらくらする。
愛しき人と一緒なら、人生は麗しい太陽のよう。
愛しき人がなくては、取るに足らない。
※
Тёмно-вишневая шаль
Музыка: Бакалейников В.
Слова: Бакалейников
В.
Я о прошлом теперь не мечтаю,
И мне
прошлого больше не жаль,
Только много и много напомнит
Эта тёмно-вишневая
шаль.
В этой шали я с ним повстречалась,
И любимой
меня он назвал,
Я стыдливо лицо закрывала,
А он нежно меня
целовал.
Говорил мне: "Прощай, дорогая,
Расставаться с
тобою мне жаль,
Как к лицу тебе, слышишь, родная,
Эта тёмно-вишневая
шаль.
Я о прошлом теперь не мечтаю,
Только сердце
сдавила печаль,
И я молча к груди прижимаю
Эту тёмно-вишневую
шаль.
『暗いチェリー色のショール』
(詩&曲:V.バカレーイニコフ)
私は過去のことを今は夢見ない、
私には過去はもはや惜しくない、
多くのことを想い出させるのは
この暗いチェリー色のショール。
このショールを纏って私は彼と出逢い、
恋人と私を彼は呼んでいて、
私は恥ずかしさに顔を覆い、
彼は優しく私に接吻をした。
私に言った、「さようなら、愛しき人よ、
きみと別れるのは悲しい、
きみにとても似合うね、愛する人よ、
この暗いチェリー色のショール。
私は過去のことを今は夢見ない、
悲しみが心を締めつけるばかり、
ただ私は黙って胸に押し当てる
この暗いチェリー色のショール。
【ひとりごと便り】
みなさま今晩は。お元気ですか。こちらハバーロフスクは、アムール河の氷も北へ旅立ち、町が緑に包まれようとしているところです。さて、『ウィキペディア』によりますと、今日5月8日は、こんな日だそうです。
「世界赤十字赤新月デー」
、欧米では「戦勝記念日」、ノルウェイでは「解放の日」、
チェコでは「独立記念日」、そして、日本では「ゴーヤー(ニガウリ)の日」だそうですね。「5〜8〜」だから、かしら。
できごと
1713年 ロシヤの首都がモスクヴァからサンクトペチェルブールグに移される。
1909年 モスクヴァでゴーゴリ像の除幕式。
(※作家の生誕100周年に因んだものかもしれませんね。)
1910年 サンクトペチェルブールグでロシヤでは最初の国際航空週間が始まる。
誕生日
1770年 ヴァシーリイ・プーシキン、詩人・A.S.プーシキンのおじ(〜1830年)
1901年 ヴラヂーミル・ソフロニーツキイ、ソ連のピアニスト(〜1961年)
1906年 ロベルト・ロッセリーニ、イタリヤのネオリアリズモの映画監督(〜1977年)
1928年 澁澤龍彦、小説家(〜1987年)
忌日
1903年 ポール・ゴーギャン、フランスの後期印象派の画家(〜1848年)
(※モスクヴァのプーシキン美術館やサンクトペチェルブールグのエルミタージュ美術館に
ゴーギャンの作品が収蔵されていたかと思います。)
なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。
あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせて
いただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証
(ヴェリカード)を発行させていただいております。
【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4,
Dom Radio, Room 918,
Voice of
Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室),
+7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:okada@mail.redcom.ru
(※日本語でお書きいただけます。♪)
ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます
『お便りステーション』のコーナーです。
それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして
健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、
この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当は
ハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。
【テレヴィ情報】
●4/30の深夜、4/3のこの番組でご紹介いたしました石橋幸(みゆき)さんが客演なさった
モスクヴァのクレームリ宮殿での『シャンソン・オヴ・ザ・イヤー』のガラコンサートの模様が
テレヴィのNTV(独立テレヴィ)で放映されました。例によって黒ずくめで黒い帽子をかぶって
静かに登場した石橋さんが熱唱された歌は、スターリンの弾圧にさらされて極東の囚人の町
マガダーンで昇天された失寵の歌手ヴァヂーム・コージンのレパートリー曲でした『秋』。
フェデリコ・フェリーニ監督のイタリヤ映画『道』で主役を演じた女優ジュリエッタ・マシーナと
フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの姿がふと連想されたひとときでした。
【訂正】
<5月1日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>中
●「1836年 ペチェルブールグのアリクサンドリーンスキイ劇場でゴーゴリの戯曲
『検察官』が初演。」を
「1836年 ペチェルブールグのアレクサンドリーンスキイ劇場でゴーゴリの戯曲
『検察官』が初演。」に、
●「1937年 ロシヤ極東のコムソモーリスク・ナメアムーレで最初の量産飛行機
アントーノフ7型機が組み立てられる。」を
「1937年 ロシヤ極東のコムソモーリスク・ナ・アムーレで最初の量産飛行機
アントーノフ7型機が組み立てられる。」に、それぞれ訂正させていただきます。
【画像】
・ヴラヂーミル・ソフロニーツキイのSP復刻版CD。
・5/9の大祖国戦争〔1941-1945〕勝利65周年記念パレードの予行演習に向かう戦車
(2010年4月30日にプーシキン通りの自宅より撮影しました。)
・大祖国戦争〔1941-1945〕勝利65周年記念切手
(БТ-7М, Т-70,
Т-34-85, ИС-2の各型の戦車)
<5月1日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>
毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております
『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、
◎ヴィークトル・イシャーエフ在極東連邦管区ロシヤ大統領全権代表の日本訪問について
◎その他の極東地域のニュース
◎「創作上の協力のために」と題する音楽の栞
以上の内容でお送りいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。
今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。
【声のご出演】
・ヴィークトル・イシャーエフさん(在極東連邦管区ロシヤ大統領全権代表)
・ナターリヤ・バザレョーヴァさん
(演奏:ヤクーチヤ国立コンサートオーケストラの芸術監督兼首席指揮者)
・ドミートリイ・シヴェツォーフさん(バララーイカ奏者)
・エリヴィーラ・サニエーフスカヤさん(ハバーロフスク音楽劇場のソリスト)
・アレクサーンドル・シロートキンさん(ノヴォシビールスクのバヤーン奏者)
【お届けする予定の音楽♪】
・ミキス・テオドラキス作曲/民族歌劇『天使街』序曲
(演奏:ヤクーチヤ国立コンサートオーケストラ)
・アレクサーンドル・ツィガンコーフ作曲/協奏交響曲『魔女たちの夜会』第一楽章
(演奏:ヤクーチヤ国立コンサートオーケストラ、
バララーイカ独奏:ドミートリイ・シヴェツォーフ)
・イムレ・カールマーン作曲/喜歌劇『シルヴァ(チャールダーシュ伯爵夫人)』より、
シルヴァのアリア(独唱:エリヴィーラ・サニエーフスカヤ)
・アラーム・ハチャトゥリャーン作曲/バレエ音楽『ガヤネー(ガイーヌ)』より、レズギンカ
(演奏:ヤクーチヤ国立コンサートオーケストラ、
バヤーン二重奏:アレクサーンドル・シロートキン&アンドレーイ・ビチューツキフ)
【ひとりごと便り】
みなさま今晩は。お元気ですか。今日から上海万博。
ロシヤ館のテーマは「新しいロシヤ:都市と人間」だそうですね。
さて、『ウィキペディア』によりますと、今日5月1日は、こんな日だそうです。
ロシヤでは「春と勤労の日(旧メーデー)」、セルビヤとドイツでは「勤労の日」、
カザフスターンでは「民族統一の日」、リトアニヤでは「母の日」、
日本では「日本赤十字社創立記念日」、そして、フランスでは「すずらんの日」だそうですね。
できごと
1786年 モーツァルト作曲のオペラ『フィガロの結婚』がウィーンで初演。
1836年 ペチェルブールグのアリクサンドリーンスキイ劇場でゴーゴリの戯曲『検察官』が初演。
1836年 ペチェルブールグ・ツァールスコエセロー・パーヴロフスク間のロシヤで最初の鉄道の
建設開始。
1937年 ロシヤ極東のコムソモーリスク・ナメアムーレで最初の量産飛行機アントーノフ7型機が
組み立てられる。
1960年 日本初の民放FM局・FM東海(現在のTOKYO
FM)が東海大学によって開局される。
誕生日
1916年 ヴィークトル・スタルーヒン、ロシヤ出身のプロ野球選手(〜1957年)
(※北海道旭川市にこの投手の名を冠する球場があったかと思います。)
1924年 ヴィークトル・アスターフィエフ、ソ連の作家(〜2001年)
(代表作:『魚の王様』。この作品は、群像社より中田甫さんによる邦訳が出ているようです。)
http://www.gunzosha.com/books/ISBN4-905821-12-6.html
1925年 大道寺小三郎、実業家(〜2005年)
(※ご生前は『みちのく銀行』の頭取そして会長として日ロ交流の発展に尽力され、
ハバーロフスクの名誉市民になられた方ですね。)
1927年 北杜夫、小説家
1927年 吉村昭、小説家(〜2006年)
(※1891年5月11日に来日中のロシヤ皇太子ニコラーイが襲撃され負傷した大津事件を
描いた『ニコライ遭難』の著者でしたでしょうか。)
忌日
1904年 アントニン・ドヴォルザーク、チェコの作曲家(1841年〜)
1978年 アラーム・ハチャトゥリャーン、ソ連の作曲家(1903年〜)
(代表作:バレエ音楽『スパルタクス』『ガヤネー(ガイーヌ)』。
のちほどこの曲の一部を民族楽器の演奏でお送りする予定です。)
なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。
あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせて
いただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証
(ヴェリカード)を発行させていただいております。
【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4,
Dom Radio, Room 918,
Voice of
Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室),
+7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:okada@mail.redcom.ru
(※日本語でお書きいただけます。♪)
ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます
『お便りステーション』のコーナーです。
それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして
健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、
この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当は
ハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。
【サイト情報】
●上海万博(開催期間:2010年5月1日〜10月31日)ロシア館のデザインに出逢いました。
http://jp.expo2010.cn/a/20090730/000001.htm
【画像】
・流氷まぢかのアムール河(4月26日、ハバーロフスク支局日本課の新しい部屋より撮影しました。)
・流氷まぢかのアムール河
(4月26日、ハバーロフスク支局日本課の新しい部屋の隣の部屋より撮影しました。)
・古風な家屋と路面電車(4月25日、ハバーロフスク市内のシェローノフ通りで撮影しました。)