<6月20日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>
(予定ですので、変更の際はご了承ください。)*情報提供 ハバーロフスク支局岡田和也さん

  毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、
◎ロシヤ極東地域のニュース
◎「ロシヤ極東地域と日本の協力の問題がヴラヂヴォストークとハバーロフスクで話し合われました」
  と題するお話
◎「帆船『パルラーダ』号の想い出に」と題するソヴェーツカヤ・ガーヴァニ
  (旧称:イムペラートルスカヤ・ガーヴァニ〔皇帝の港〕)からのルポルタージュ
以上の内容でお送りいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。

【声のご出演】
・西岡喬(にしおか たかし)さん(ロシアNIS貿易会〔旧称:ロシア東欧貿易会〕会長)
・ヴィークトル・ミハリョーフさん(帆船『パルラーダ』号の実習生)
・ニコラーイ・ゾールチェンコさん(帆船『パルラーダ』号の船長)

【ひとりごと便り】
  みなさま今晩は。お元気ですか。日本は梅雨入りしたそうですね。先日実家に電話をいたしますと、母親が「今日は誰々さんから梅をいただきます」と話しておりました。こちらは、市場にスイカズラの青紫の紡錘形の果実もお目見えして、ベリーの季節を迎えています。さて、『ウィキペディア』によりますと、今日6月20日は、こんな日だそうです。

記念日・年中行事
「世界難民の日(2000年12月4日、国連総会で毎年6月20日を「世界難民の日」(World Refugee Day)とする旨が決議された。)」「世界計量記念日」、アフリカでは「難民の日」、アルゼンチンでは「旗の日」、セネガルでは「独立の日」、アメリカ合衆国・ウエストヴァージニア州では「ウエストヴァージニアの日」、先日日本がサッカーワールドカップ本大会出場を決めたウズベキスターンでは「主権の日」だそうです。

できごと
1803年 サンクト・ペチェルブールグの陸軍幼年学校の校庭でロシヤ初の気球での飛行が行われる。
1880年 プーシキン関連の式典でフョードル・ドストエーフスキイがプーシキンに関する45分間に
        わたる有名な演説を行う。
1893年 ドミートリイ・メンヂェレーエフによって創始された度量衡総局が開局。
1933年 I.V.スターリン名称白海バルト運河(※たしか長い厚紙の吸い口の付いた煙草の銘柄にも
        なっていたかと思います。)の完成。
1933年 ソ連邦最高検察庁の創設。
1939年 レニングラードで世界的に有名な演出家フセーヴォロド・メイエルホーリドが逮捕される。

誕生日
1932年 ローベルト・ロジヂェーストヴェンスキイ、ソ連の詩人・ソ連国家賞受賞者
       (〜1994年。代表作:『レクイエム』。)
1934年 ユーリイ・ヴィーズボル、ソ連の詩人・シンガーソングライター、俳優(〜1984年)
1938年 アレクセーイ・ゲオールギエヴィチ・ゲールマン、ロシヤの映画監督・シナリオ作家・俳優       
       (代表作:『わが友、イヴァーン・ラプシーン』『戦争のない20日間』
       『フリスタリョーフ、車を!』)
1939年 鈴木忠志、劇作家・演出家

忌日
1953年 フセーヴォロド・プドーフキン、ソ連の映画監督
       (1893年〜。代表作:マクシーム・ゴーリキイ原作『母』。)
1973年 ミハイール・イサコーフスキイ、ソ連の詩人
       (1900年〜。代表作:『カチューシャ』『ともしび』。)

(※ちなみに昨日は太宰治の桜桃忌でしたね。学生時代に友人や自分の下宿の狭い部屋で聴いた「玉川上水沿いに歩くと君の小さなアパートがあった、夏には窓に竹の葉がゆれて」という森田童子の切なく透きとおった声がふと甦ってまいります。当地では今ウズベキスターン産の濃いルビー色のさくらんぼが市場で売られています。)

【展覧会情報】  「国立トレチャコフ美術館展・忘れえぬロシア」 
 巡回先:2009年6月13日(土)−7月21日(火)岩手県立美術館、
         2009年7月28日(火)−10月18日(日)広島県立美術館、
         2009年10月24日(土)−12月13日(日)郡山市立美術館。
 
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_09_tretyakov.html  

(※以下は、日ロ交流協会よりご恵送いただきました『日ロ交流』紙の情報です。)

●第3回ロシア語合宿/山中湖畔で2名のロシア人教師を招いてロシア語合宿を行います
  7/19(日)〜7/20(日・祝)/山中湖平和荘/参加費・会員14000円、一般15000円/現地集合・現地解散
  となります  (問)日ロ交流協会事務局03-5563-0626
●懇話会・バーベキュー大会/昭和記念公園にてロシア人との交流会を開催いたします。
  多くの方のご参加をお待ちしています/8/20(木)12:00〜/昭和記念公園/参加費2000円
 (問)日ロ交流協会事務局03-5563-0626
  日ロ交流協会のウェブサイトには「ペーチカ」のトップページから入れますのでご覧下さい/事務局村上

●ロシア民謡を楽しむ会/6月の練習日:13日(土)、20日(土)、27日(土)14:00〜16:00
  東京都港区立生涯学習センター/(問)山田雄康さん046-633-0120
 
http://www.nichiro.org/13_gyouji/russian_folksong.html

●北海道・稚内ロシア語合宿/8/7(金)〜8/11(火)/稚内市「自然の家」/参加費15000円(札幌大学発着)    ロシア語やロシア文化に興味のある方を対象に、ロシア語研修、ロシア料理教室等企画しています 
  締切7/3(金)(問)札幌大学 山田隆さん011-852-9607
 
http://www.sapporo-u.ac.jp/gaigo/public/russian2/gakkagyouj.html 

【イヴェント情報】
●日本とロシアの距離が近くなる食品輸出セミナー/6/17(水)14:30〜/大阪商工会議所4階401
 ロシアの概況について・ロシアへの食品輸出の手続きについて他/参加費無料 先着50名/
 (問)ジェトロ大阪本部事業推進課06-6447-2316
 
http://www.jetro.go.jp/world/russia_cis/events/20090518481-event

●エカテリーナ2世の四大ディナーセット展/4/16(木)〜7/5(日)/東京都庭園美術館/
  入場料 一般1000円、大学生(専修・各種専門学校を含む)800円、小・中・高校生、65歳以上500円
  20名以上の団体料金は2割引、第3水曜日(5/20、6/17)は65歳以上の方は無料
 (問合わせ)東京都庭園美術館03-3443-0201
 
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/catherine/index.html

【ART情報】
●「チェコのキュビズム建築とデザイン1911〜1925展」   
INAXギャラリー1(東京): 2009年3月6日(金)〜5月23日(土) 休館日:日祝日
INAXギャラリー大阪: 2009年6月6日(土)〜8月20日(木) 休館日:水曜日、夏期休暇
INAXギャラリー名古屋: 2009年9月4日(金)〜11月19日(木) 休館日:水曜日
  (問合わせ)INAXギャラリー103-5250-6530、INAXギャラリー大阪06-6733-1790、
  INAXギャラリー名古屋052-201-1716
 
http://www.inax.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001363.html

【テレヴィ情報】
●世界・夢列車に乗って(再)/BS-TBS
 「モスクワ発サンクトペルブルク行」エルミタージュ美術館ほか/6/16(火)20:00
 
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0705300

●男子バレーワールドリーグ2009・予選「日本×ロシア」/TBSテレビ系列各局
  再放送6月20日(土)深夜3:00/6月21日(日)14:00/BS-TBS
 
http://www.tbs.co.jp/volley-wl/
  7月4日・7月5日には対ブルガリア戦が東京都江東区の有明コロシアムで開かれます。
  http://www.jva.or.jp/world/2009/worldleague/homegame.html
                         (再放送と試合情報は事務局村上が補足しました)

●N響アワー「ショスタコーヴィチ作曲“ピアノ協奏曲第1番ハ短調作品35”ほか
  6/21(日)21:00/NHK教育 
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2009-06-21.html

【新刊】
  米原万里を語る
  井上ユリ編著/小森陽一編著/井上ひさし執筆/吉岡忍執筆/金平茂紀執筆/かもがわ出版/1575円
 
http://www.kamogawa.co.jp/moku/syoseki/0279/0279.html

  なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4, Dom Radio, Room 407,
Voice of Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室),  +7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:
okada@mail.redcom.ru (※日本語対応です♪)

【支局の部屋番号変更のお知らせ】
2009年7月1日よりRoombェ「407」から「903」に変わります。なお、すでにRoom407宛にご発送くださいましたお便りも当方に届きますので、どうぞご心配ありませぬよう。

  ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます『お便りステーション』のコーナーです。

  それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。

【画像】
・ドミートリイ・メンヂェレーエフ生誕175周年記念切手。
  SK062001.JPG - 45,308BYTES

・タタール〔韃靼。日本名:間宮〕海峡を航行するフリゲート艦『パルラーダ』号
 (2009年5月26日付のハバーロフスク地方の新聞『太平洋の星』の記事
 〔オーリガ・ヂェミヂェーンコ記者〕に掲載されていた写真です。)
  SK062003.JPG - 44,799BYTES

・G.I.ネヴェリスコーイ像(アムール河畔の古い絵葉書です。)
  SK061301.JPG - 39,349BYTES

【最新ヴェリカード】
  ≪噴水の街ハバーロフスク(2009年夏発行/12種類)≫
  @サーカス広場の噴水(0921)
  Aレーニン広場の噴水・その1(0922)
  B市民の憩いの池の毬噴水(0923)
  C噴水のベンチのふたり(0924)
  D市民の憩いの池の赤いチューリップ噴水(0925)
  E映画館『ドゥルージバ(友愛)』前のタンポポ噴水(0926)
  Fレーニン広場の噴水・その2(0927)
  Gハバーロフスク鉄道駅前広場の噴水(0928)
  Hスポーツ興行コムプレックス『プラチナ・アリーナ』前の噴水(0929)
  Iレーニン広場の噴水・その3(0930)
  J市民の憩いの池の河童少年(0931)
  Kサボテン噴水(0932)
(※ご希望のカードがございましたら、どうぞお便りにその旨お書き添えください。)
SK060608.JPG - 174,662BYTES


トップページに戻る  音声ページに行く (翌日以降に更新されます)

2009年5月のシベ極情報  2009年7月のシベ極情報





<6月13日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>

  毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、

◎ロシヤ極東地域のニュース
◎ロシアNIS貿易会(旧称:ロシア東欧貿易会)の代表団のロシヤ極東訪問の結果についてのお話
◎「帆船『ナヂェージダ』号は洋上大学」と題するヴラヂヴォストークからのルポルタージュ

以上の内容でお送りいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。

【声のご出演】
・ナターリヤ・ヴァシーリエヴァさん(『ロシヤの声』極東通信員)
・ヴィークトル・イシャーエフさん(極東連邦管区ロシヤ連邦大統領全権代表)
・西岡喬(にしおか たかし)さん(ロシアNIS貿易会会長)
・オレーグ・ブーキンさん(ネヴェリスコーイ提督名称海洋国立大学教務担当副学長・工学博士・教授)

【ひとりごと便り】
  みなさま今晩は。お元気ですか。こちらハバーロフスクは先週は少し肌寒いような感じでしたが、今週は初夏の陽気になりまして自宅のバルコニーの扉のガラスを外して虫除けの網に張り替えました。さて、『ウィキペディア』によりますと、今日6月13日は、こんな日だそうです。

記念日・年中行事
キルギージヤ(キルギススターン)では「追悼の日」、ラトヴィヤ、リトアニヤ、エストニヤでは「共産主義の弾圧の犠牲者の追悼の日」、日本では「無意味の日(む(6)いみ(13)より、語呂合わせ)」 「小さな親切の日」「FMの日(F・Mがそれぞれアルファベットの6番目と13番目のため)」だそうですね。

できごと
1860年 ロシヤ国営銀行の設立。
1912年 モスクヴァで皇帝アレクサーンドル3世名称美術館(現在の国立A.S.プーシキン名称美術館)の
       開館式。
1921年 ロシヤ社会革命党員ボリース・サーヴィンコフ(筆名・ロープシン。代表作:『蒼ざめた馬』)
       がワルシャワで反ソヴェート的な『祖国と自由の保護の人民同盟』の活動を再興。
1948年 太宰治〔明治42年(1909年)6月19日-昭和23年(1948年)6月13日〕が愛人と玉川上水へ投身自殺。
     (「2人の遺体が発見されたのは、奇しくも太宰の誕生日である6月19日の事であった。この日は
       桜桃忌(おうとうき)として知られ、太宰の墓のある三鷹の禅林寺には多くの愛好家が訪れる。
       太宰治の出身地・青森県金木町でも桜桃忌の行事をおこなっていたが、生地金木には生誕を祝う
       祭りの方が相応しいとして、遺族の要望もあり、生誕90周年となる1999年(平成11年)から
      「太宰治生誕祭」に名称を改めた。」とのことです。)
1952年 スウェーデン軍のDC-3がソビエト連邦のMiG-15に撃墜される。
1955年 ソ連でヤクーチヤのダイヤモンド産地・キンバーレー岩管状鉱脈『ミール』の発見について
        伝えられる。
1960年 アルターイ地方の都市ビーイスクで路面電車の運行開始。
1961年 カルーガ市でユーリイ・ガガーリン(※当地の中央郵便局ではその生誕75周年の記念切手と
        絵葉書が販売されています。)が世界初の宇宙航空学博物館の礎石を置く。
1969年 ヤロスラーヴリ国立大学の創立。

忌日
1645年(正保2年5月19日) 宮本武蔵、剣術家(1584年頃〜)
1948年 太宰治、小説家(1909年〜)
1948年 山崎富栄、太宰治の愛人(1919年〜)
1965年 マルティン・ブーバー、オーストリア出身の哲学者(1878年〜。主著:『我と汝』)
1979年 アナトーリイ・クズネツォーフ、ソ連の作家(1929年〜。代表作:『バービイ・ヤール』
       〔邦訳もあるようです。〕)
1986年 ベニー・グッドマン、アメリカのジャズクラリネット奏者(1909年〜)

 

【展覧会情報】  「国立トレチャコフ美術館展・忘れえぬロシア」
 会  場:2009年4月4日〔土〕から6月7日〔日〕東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアム
 巡回先:2009年6月13日(土)−7月21日(火)岩手県立美術館、
         2009年7月28日(火)−10月18日(日)広島県立美術館、
         2009年10月24日(土)−12月13日(日)郡山市立美術館。
 
http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/shosai_09_tretyakov.html  

(※以下は、日ロ交流協会よりご恵送いただきました『日ロ交流』紙の情報です。)

●第3回ロシア語合宿/山中湖畔で2名のロシア人教師を招いてロシア語合宿を行います
  7/19(日)〜7/20(日・祝)/山中湖平和荘/参加費・会員14000円、一般15000円/現地集合・現地解散
  となります  (問)日ロ交流協会事務局03-5563-0626
●懇話会・バーベキュー大会/昭和記念公園にてロシア人との交流会を開催いたします。
  多くの方のご参加をお待ちしています/8/20(木)12:00〜/昭和記念公園/参加費2000円
 (問)日ロ交流協会事務局03-5563-0626
  日ロ交流協会のウェブサイトには「ペーチカ」のトップページから入れますのでご覧下さい/事務局村上

●ロシア民謡を楽しむ会/6月の練習日:13日(土)、20日(土)、27日(土)14:00〜16:00
  東京都港区立生涯学習センター/(問)山田雄康さん046-633-0120
 
http://www.nichiro.org/13_gyouji/russian_folksong.html

●北海道・稚内ロシア語合宿/8/7(金)〜8/11(火)/稚内市「自然の家」/参加費15000円(札幌大学発着)    ロシア語やロシア文化に興味のある方を対象に、ロシア語研修、ロシア料理教室等企画しています 
  締切7/3(金)(問)札幌大学 山田隆さん011-852-9607
 
http://www.sapporo-u.ac.jp/gaigo/public/russian2/gakkagyouj.html 

【イヴェント情報】
●日本とロシアの距離が近くなる食品輸出セミナー/6/17(水)14:30〜/大阪商工会議所4階401
 ロシアの概況について・ロシアへの食品輸出の手続きについて他/参加費無料 先着50名/
 (問)ジェトロ大阪本部事業推進課06-6447-2316
 
http://www.jetro.go.jp/world/russia_cis/events/20090518481-event

●エカテリーナ2世の四大ディナーセット展/4/16(木)〜7/5(日)/東京都庭園美術館/
  入場料 一般1000円、大学生(専修・各種専門学校を含む)800円、小・中・高校生、65歳以上500円
  20名以上の団体料金は2割引、第3水曜日(5/20、6/17)は65歳以上の方は無料
 「国立トレチャコフ美術館展・忘れえぬロシア」と相互割引あり
 (問合わせ)東京都庭園美術館03-3443-0201
 
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/catherine/index.html

【ART情報】
●「チェコのキュビズム建築とデザイン1911〜1925展」   
INAXギャラリー1(東京): 2009年3月6日(金)〜5月23日(土) 休館日:日祝日
INAXギャラリー大阪: 2009年6月6日(土)〜8月20日(木) 休館日:水曜日、夏期休暇
INAXギャラリー名古屋: 2009年9月4日(金)〜11月19日(木) 休館日:水曜日
  (問合わせ)INAXギャラリー103-5250-6530、INAXギャラリー大阪06-6733-1790、
  INAXギャラリー名古屋052-201-1716
 
http://www.inax.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_001363.html

【テレヴィ情報】
●世界・夢列車に乗って(再)/BS-TBS
 「ロシアの夢列車モスクワへ」世界遺産のカザン・クレムリン/6/9(火)20:00
 「モスクワ発サンクトペルブルク行」エルミタージュ美術館ほか/6/16(火)20:00
 
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT0705300

●男子バレーワールドリーグ2009・予選「日本×ロシア」/TBSテレビ系列各局
  6/13(土)15:30/6/14(日)15:30
  再放送6月20日(土)深夜3:00/6月21日(日)14:00/BS-TBS
 
http://www.tbs.co.jp/volley-wl/
  会場・所沢市民体育館 西武新宿線「新所沢駅」下車・東口より徒歩約10分(路線バスあり) 
  14:00開始
  入場料 大人2,500円 高校生1,500円 中学生1,000円 小学生500円(前売自由席、指定席有、当日券+500円)
  7月4日・7月5日には対ブルガリア戦が東京都江東区の有明コロシアムで開かれます。
  http://www.jva.or.jp/world/2009/worldleague/homegame.html
                         (再放送と試合情報は事務局村上が補足しました)

●N響アワー「ショスタコーヴィチ作曲“ピアノ協奏曲第1番ハ短調作品35”ほか
  6/21(日)21:00/NHK教育 
http://www.nhk.or.jp/nkyouhour/prg/2009-06-21.html

【新刊】
  米原万里を語る
  井上ユリ編著/小森陽一編著/井上ひさし執筆/吉岡忍執筆/金平茂紀執筆/かもがわ出版/1575円
 
http://www.kamogawa.co.jp/moku/syoseki/0279/0279.html

  なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

  ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます『お便りステーション』のコーナーです。
それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。

【画像】
・ボリース・サーヴィンコフ(筆名:ロープシン)著『テロリストの回想』の表紙
(美術家A.ストラーホフによる1926年の装丁かと思います。)と今年が生誕75周年の
  宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンの絵葉書
  SK061302.JPG - 43,484BYTES

・G.I.ネヴェリスコーイ像(アムール河畔の古い絵葉書です。)
  SK061301.JPG - 39,349BYTES


  
 


<6月6
日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>

  毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、
◎ロシヤEUサミットへの参加のためのロシヤのドミートリイ・メドヴェーヂェフ大統領のハバーロフスク訪問の結果についてのお話
◎沿海地方のニュース
◎ハバーロフスク青少年芸術フェスティヴァルについてのルポルタージュ
以上の内容でお送りいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。

【声のご出演】
・ドミートリイ・メドヴェーヂェフさん(ロシヤ連邦大統領)
・ナターリヤ・ヴァシーリエヴァさん(『ロシヤの声』極東通信員)
・アレクサーンドル・ソコローフさん(ハバーロフスク市長)
・アレクセーイ・ニキーチンさん(ハバーロフスク児童情操教育センター所長)

【♪お届けする予定の音楽】
・『黄金の林は話し終えた』(詩:セルゲーイ・エセーニン、曲:グリゴーリイ・ポノマレーンコ、
  演奏:ハバーロフスク市第1児童音楽学校のアンサムブル『ウルィープカ(微笑み)』)
  →原詩と拙訳は下をご覧ください。
・セルゲーイ・プロコーフィエフ作曲『タランテラ』(ヴァイオリン:エリザヴェータ・キシコー)
・ボリース・シターイマン作曲『ルムバ・デ・ベルナルド』
 (ギター2重奏:アルチョーム・リー&ダリエーリ・ジュラヴリョーフ)

『黄金の林は話し終えた』
(詩:セルゲーイ・エセーニン〔1895.10.03/旧暦09.21-1925.12.28〕、
  曲:グリゴーリイ・ポノマレーンコ〔1921.02.02-1962.12.30〕)

黄金の林は話し終えた
白樺の陽気な言葉で。
そして鶴たちは、悲しげに渡りつつ、
もはや誰をも愛おしまない。

私は裸の平原に独り立ち、
鶴たちは風に遠く運ばれる。
私は楽しい青春についての想いに満たされる、
けれども過去のなにものも私には惜しくない。

私には空しく費やされた年月が惜しくない、
心のライラックの花盛りが惜しくない。
庭では赤いナナカマドの焚き火が燃えている、
けれどもそれは誰をも温めることはできない。

Отговорила роща золотая

Автор текста ( слова ) - Есенин С., композит
ор ( музыка ) - Пономаренко Г.

Отговорила роща золотая
Берёзовым весёлым языком.
И журавли, печально пролетая,
Уж не жалеют больше ни о ком.
И журавли, печально пролетая,
Уж не жалеют больше ни о ком.

Стою один среди равнины голой,
А журавлей уносит ветер вдаль.
Я полон дум о юности весёлой,
Но ничего в прошедшем мне не жаль.
Я полон дум о юности весёлой,
Но ничего в прошедшем мне не жаль.

Не жаль мне лет, растраченных напрасно,
Не жаль души сиреневую цветь.
В саду горит костёр рябины красной,
Но никого не может он согреть.
В саду горит костёр рябины красной,
Но никого не может он согреть.


【ひとりごと便り】
  みなさま今晩は。お元気ですか。夏の最初の月をいかがお過ごしでしょうか。こちらハバーロフスクでは、咲き終わったエゾノウワミズザクラが線香花火の珠くらいの緑の実をつけて、薄紫のライラックが美しく色褪せてゆきます。さて、『ウィキペディア』によりますと、今日6月6日は、こんな日だそうです。

記念日・年中行事
イギリスでは「女王の日」、スイスでは「愛の日」、スウェーデンでは「ナショナルデー」、
ウクライナでは「ジャーナリストの日」、ロシヤでは「地質学者の日」「プーシキンの日」、
韓国では「顯忠節(殉国者に敬意を払う日。)」 、
日本では「楽器の日」 「恐怖の日」 「ロールケーキの日」「兄の日」(ちなみに3月6日は「弟の日」、9月6日は「妹の日」、12月6日は「姉の日」。)だそうですね。

できごと
1925年 パリでセルゲーイ・プロコーフィエフの交響曲第2番が初演。
1957年 モスクヴァにデパート『ヂェーツキイ・ミール(子供の世界)』が開店。その後、ソ連の
        大都市に同名の商店が現れました。
1961年 モスクヴァ地下鉄コリツェヴァーヤ(環状)線のセールプホフスカヤ駅が
        ドブルィーニンスカヤ駅に改名。
1971年 ソ連の宇宙船『ソユーズ11』号が軌道ステーション『サリュート1』へ向けて打ち上げられる。
1993年 ロシヤ最大のデパートである首都モスクヴァのグーム(国営百貨店)の創業100周年を祝う
        1週間続く行事が赤の広場での花火大会をもって終了。

誕生日
1799年(ユリウス暦5月26日) アレクサーンドル・プーシキン、ロシヤの詩人(〜1837年)
1844年 コンスタンチーン・サヴィーツキイ、ロシヤの移動展覧会派の画家
       (〜1905年。代表作:『イコンの出会い』、『鉄道の修理作業』。)
1872年 アレクサーンドラ皇后、ニコラーイ2世の皇后(〜1918年)
1875年 トーマス・マン、ドイツの作家、1929年のノーベル文学賞受賞者
1888年 神近市子、評論家・政治家(〜1981年)
1903年(ユリウス暦5月24日) アラーム・ハチャトゥリャーン、ソ連の作曲家・ソ連人民芸術家・
        ソ連国家賞受賞者・社会主義労働英雄(〜1978年。代表作:バレエ音楽『スパルタクス』
       『ガヤネー(ガイーヌ)』。※この作曲家の付随音楽『仮面舞踏会』のワルツは、火曜日放送・
        水曜日再放送の番組『文化の世界』のテーマ曲としておなじみかと思います。)

忌日
1987年 森茉莉、小説家(1903年〜。)
    (※余談ですが、この作家の『私の美の世界』所収の『卵料理』のなかでこんな「ロシア・サラダ」
    のレシピに出会いました。「馬鈴薯とにんじんを小さい賽の目に切ってゆで、青豆を罐から出
       し、玉ねぎを刻み(これは生のまま)白身の魚をゆでて皮をとり除いてむしり卵は固ゆでにして
       荒く刻む。以上をサラダ・ドレッシングであえるのだが、上等のオリイブ油でないなら酢だけで
       もおいしい。私はこのごろは酢だけのほうが好きになっている。上品にすれば鯛かひらめ、えび
       もいいだろうが、ほんとうはさばか、あじのほうが、ロシアの田舎料理らしくておいしい。
       ビイルとよく合う。」。なんとなくロシヤのお正月の定番料理「サラダ・オリヴィエー」が連想
       されます。ちなみに、この本には「人民芸術家と熊」というボリショーイ・サーカスについての
       味わい深い一文も収められていました。)


【本棚】
  ミハイル・ブルガーコフ戯曲集『アレクサンドル・プーシキン/バトゥーム』/石原公道訳
  ■群像社ライブラリー21。
<傑作小説『巨匠とマルガリータ』の作者ブルガーコフは数多くのすぐれた戯曲を書いた劇作家であった。社交界の花としてもてはやされる妻をめぐるトラブルから決闘で死んだロシアの国民的詩人プーシキン――その周囲にうごめく人びとのドラマと、若きスターリンを主人公に地方都市バトゥームでの労働運動を描いて最終的に上演を許可されなかった最後の戯曲を新訳。『巨匠とマルガリータ』を連想させるいくつものエピソードに満ちたブルガーコフの演劇世界!>
  B6変型ペーパーバック 232頁 ISBN978-4-903619-15-6 C0397 
 
http://gunzosha.com/books\ISBN4-903619-15-6.html

  なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

  ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます『お便りステーション』のコーナーです。

  それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。


【画像】

・ハバーロフスク支局のある放送センターに掲げられたロシヤEUサミットの横断幕
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・アラーム・ハチャトリャーン(グルジヤの首都トビリーシの少年時代を過ごした家のそばで。
『アラーム・ハチャトリャーン/論文と回想』
〔モスクヴァ・全ソ連邦出版所『ソヴェーツキイ・コムポジートル』・1980〕所収の写真です。)
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・アラーム・ハチャトリャーン(チェ・ゲヴァラと。同上)
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・アラーム・ハチャトリャーン(同じアルメニヤ系のヘルベルト・フォン・カラヤンと。同上)
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・アラーム・ハチャトリャーン(ユーリイ・ガガーリンと。同上)
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