<7月5日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナル> 

毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、

◎ロシヤ極東地域のニュース
・新潟港とロシヤ沿海地方のザルービノ港と韓国の束草(ソクチョ)港を結ぶ日本海横断フェリー航路の開設
・沿海地方のヴォストーチヌイ港の特別経済ゾーン
・2012年のAPECサミットに向けた施設の建設
・ロシヤ極東のラムサール〔同条約に関する最初の国際会議が開催されたイランの都市〕条約湿地の役割と重要性
・サハリーンのビールやクヴァースに金メダル

◎「極東最古の大学の一つ〔ハバーロフスクの極東国立鉄道大学〕の国際交流」と題するお話

をお伝えいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。

【声のご出演】
・アンドレーイ・ガーヌスさん(極東国立鉄道大学・教務担当副学長)

【ひとりごと便り】
みなさま今晩は。7月最初の土曜日をいかがお過ごしでしょうか。山形市の伊藤慶彌さんがお送りくださいましたカレンダーを見ますと、おとといは「ソフトクリームの日」、きのうは「ビアホールの日」、そして、きょうは「ビキニスタイルの日」(1946年に世界で最初のビキニスタイルの水着がフランスで発表されたことに由来)、といかにも夏らしい記念日が続いていますが、日本では今年はどんな水着が流行りなのでしょうか。さて、フリー百科事典『ウィキペディア(日本語版&ロシヤ語版)』の暦をひもときますと、今日7月5日は、こんな日だそうです。

<記念日・年中行事>
アルメニヤでは「憲法記念日」、アルゼンチンでは「子供の日」、アルジェリアとヴェネズエラでは「独立記念日」、チェコとスロヴァキヤでは「キュリロスとメトディオスの日」、となっています。

<できごと>
1687年 アイザック・ニュートン著『自然哲学の数学的原理』。
1710年 ペチェルブールグ近郊にツァールスコエ・セローが創られる。
1829年 ウラール山脈の西方でロシヤで最初のダイヤモンドが発見される。
1831年 ペチェルブールグでコレラ一揆。
1924年 第8回夏季オリムピック、パリ大会が開幕、初めてオリムピック村を設置。
1943年 第二次世界大戦: クールスクの戦い始まる。8月27日まで。
1946年 原爆投下直後の写真3点が『夕刊ひろしま』に初掲載。
1963年 中華人民共和国のケ小平総書記とソ連のフルシチョーフ首相が会談、イデオロギー論争で対立し7月20日に会談決裂。
1986年 モスクヴァで第1回グッドウィルゲームズ
1995年 歌『わがモスクヴァ』が正式なロシヤの首都の歌に。
1996年 世界初のクローン羊『ドリー』がスコットランドで生まれる。
2003年 モスクヴァのルジニキーで第5回モスクヴァビールフェスティヴァルが開催され、30万人以上のビール党で賑わう。
2003年 モスクヴァ郊外のコンサート会場でチェチェン〔チェチニャー〕独立派テロリストによる爆破テロ事件発生。市民14人が死亡。
2006年 北朝鮮から日本海に向けてテポドン2号、ノドン、スカッドとみられるミサイルが午前3時過ぎから午後5時過ぎの間にかけて計7発が発射される。
2007年 ロシヤの保養地ソーチが2014年の冬季オリムピックの開催地に。

<誕生日>
1793年 パーヴェル・ペーステリ、「ヂェカブリースト〔12月党員〕の乱」の指導者(〜1826年) (※7月26日の『シベリヤ銀河ステーション』では、かつてヂェカブリーストが流刑された町ペトローフスク・ザバイカーリスキイを訪問された佐藤正樹さんとの和やかな語らいの模様をお伝えする予定です。)
1802年 パーヴェル・ナヒーモフ、ロシヤの艦隊司令官、“ロシヤ海軍の父”(〜1855年)
1879年 ワンダ・ランドフスカ、ポーランドのチェンバロ奏者・ピアニスト(〜1959年)
1889年 ジャン・コクトー、フランスの作家・詩人(〜1963年)
1901年 セルゲーイ・オブラスツォーフ、中央人形劇団の主宰者(〜1992年)
1945年 アレクサーンドル・ラーザレフ、指揮者、1973年から1995年までボリショーイ劇場の指揮者

<忌日>
1681年 フョードル・アレクセーエヴィチ、ロシヤ皇帝(1661年〜)
1932年 サーシャ・チョールヌイ〔本名:アレクサーンドル・ミハーイロヴィチ・グリクベールグ〕、
ロシヤの詩人、散文家(1880年〜)
1995年 福田赳夫、第67代内閣総理大臣(1905年〜)
1995年 ユーリ・ヤールヴェト、ソ連の舞台映画俳優〔※アンドレーイ・タルコーフスキイ監督の映画『惑星ソラリス』などに出演。〕(1919年〜)

なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます。

それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。

【お知らせ】
7/12、7/19、8/2のシベリヤ極東ジャーナルはお休みでした。

【画像】
・2007年発行の絶滅危惧種の野生動物たちの切手
(左から、ユキヒョウ、コウノトリ〔※今日のこの番組で触れられますラムサール条約の条約湿地であるボーロニスキイ自然保護区域に棲息しています。〕、ヨーロッパバイソン)
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・極東国立鉄道大学の正門(2008年6月26日に撮影。)SK08070502.JPG - 46,426BYTES

<8月9日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内> 

  毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、

◎「オロンホーの地でのスポーツ大会『アジアの子供たち』」と題するお話

をお伝えいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。

【声のご出演】
・ヴャチェスラーフ・シトィローフさん(共和国サハ〔ヤクーチヤ〕の大統領)
・ヴィターリイ・スミルノーフさん(ロシヤオリムピック委員会の名誉会長、
 国際オリムピック委員会の成員)
・パーヴェル・ピ二―ギンさん(第4回国際スポーツ大会『アジアの子供たち』の審判長)
・植垣文夫さん(柔道の日本チームのコーチ)
・山部加奈さん(日本チームの選手)
・木山楓さん(日本チームの選手)
・木山翔太さん(日本チームの選手)
・木山和幸さん・操子さん(楓さんと翔太さんのご両親)

【ひとりごと便り】
みなさま今晩は。さて、フリー百科事典『ウィキペディア(日本語版&ロシヤ語版)』の暦をひもときますと、今日8月9日は、こんな日だそうです。

記念日・年中行事
今日は「国際世界先住民族デー」、ロシヤでは1714年のロシヤ艦隊の最初の勝利を記念する「ロシヤの武人の誉れの日」、カレーリヤでは「共和国の日」、シンガポールでは「共和国の日/独立記念日」、南アフリカでは「女性の日」、日本では、語呂あわせで、「野球の日」、「はたらくの日」、「はり・きゅう・マッサージの日」、そして、「長崎原爆の日」(1945年8月9日午前11時2分に、米軍のB-29爆撃機「ボックスカー」により、プルトニウム原子爆弾「ファットマン」が長崎市に投下された。これにより、およそ7万人の人々が死亡し、市街は壊滅。)となっています。

できごと
1905年 アメリカのポーツマスでアメリカのルーズベルト大統領の仲介のもと露日戦争を処理する講和会議がはじまる。
1928年 レニングラード・サーカスの建物内に世界で最初のサーカス軽演劇博物館
(現在のサンクトペチェルブールグのサーカス芸術博物館)が開設される。
1940年 ベルリン・バグダッド間の鉄道が完成。
1942年 ドイツ軍の占領下のキーエフでサッカーの独ソ戦“死の試合”が行われる。
(※負けることを強要されたものの5対3で勝利したソ連チームの一連の選手が銃殺されたと言われている試合だそうです。)
1942年 包囲されたレニングラードでドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲の交響曲第7番『レニングラード』が演奏される。
1991年 ロシヤ連邦がソ連邦の権利継承国として承認される。
2002年 ハバーロフスクのアムール河畔でロシヤ極東で初めての凧揚げフェスティヴァル『ウスーリの龍』が催される。

誕生日
1914年 トーベ・ヤンソン、ムーミン・シリーズで知られる児童文学作家(〜2001年)
1930年 ユーリイ・グリャーエフ、ウクライナのバリトン歌手(〜1986年)
1941年 石橋蓮司、俳優
1944年 佐藤蛾次郎、俳優

忌日
1919年 ルッジェーロ・レオンカヴァルロ、イタリヤの作曲家(1857年〜)
1962年 ヘルマン・ヘッセ、ドイツの作家、1946年のノーベル文学賞受賞者(1877年〜)
1975年 ドミートリイ・ショスタコーヴィチ、ソヴェートの作曲家(1906年〜)

【イヴェント情報】
◎展覧会「北海道・四季の美〜栗谷川健一と袴田睦美の芸術〜」
会場:V.K.アルセーニエフ名称沿海地方国立総合博物館(2008年7月1日〜8月1日)
会場:極東国立博物館(旧称、ハバーロフスク地方郷土誌博物館)(2008年8月10日〜9月10日)
会場:サハリーン州郷土誌博物館(2008年9月20日〜10月17日)


なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます。

それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。

【画像】
・ハバーロフスクを離陸した直後のアムール河の景観SK080901.JPG - 64,075BYTES

・ハバーロフスクから新潟へ向かうダリアーヴィア航空・トゥーポレフ154型機の機内食
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<8月16日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内> 

 毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、

◎ロシヤ極東地域のニュース
・2012年のヴラヂヴォストークでのAPECサミットの準備について
・沿海地方気象局でのセミナーについて
・「東部ガスプログラム」について
・アムールトラの保護について
 
◎「ハバーロフスク地方は積極的な協力を呼びかけている」と題するルポルタージュ
 
をお伝えいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。
 
【声のご出演】
・岡 素之さん(日本経済団体連合会日本ロシア経済委員会委員長、住友商事会長)
・ヴィークトル・イシャーエフさん(ハバーロフスク地方知事)
 
【音楽の栞】
・音の絵『ロシヤの冬』(演奏:アーシャ・フールタ指揮&ハバーロフスク国立地方芸術カレッジ民族楽器オーケストラ)
・セルゲーイ・ラフマーニノフ作曲・6つの歌曲・作品38より、第1曲『夜ふけに私の庭で』(歌唱:アナスタシーヤ・キーコチ)→アレクサーンドル・ブロークによるロシヤ語の訳詩と拙訳は下をご覧ください。
 
『夜ふけに私の庭で』(詩:アヴェチーク・サアーコヴィチ・イサアキャーン〔アルメニヤの有名な詩人で散文家、1875-1957。〕により、アレクサーンドル・ブロークのロシヤ語訳)
 
夜ふけに私の庭で
しだれ柳が泣いている、
それは慰めようがない、
柳、悲しき柳。
早い朝がきらめき、
優しき乙女の空焼けが
さめざめと泣く柳の
涙を巻毛でぬぐう。
 
Ночью в саду у меня
Плачет плакучая ива,
И безутешна она,
Ивушка, грустная ива.
Раннее утро блеснет -
Нежная девушка-зорька
Ивушке, плачущей горько,
Слезы - кудрями отрет.
 
Аветик Саакович Исаакян, известный армян
ский поэт и прозаик(1875-1957)
Перевод: Александр Блок
 
 
【ひとりごと便り】
 みなさま今晩は。さて、フリー百科事典『ウィキペディア(日本語版&ロシヤ語版)』の暦をひもときますと、今日8月16日は、こんな日だそうです。
 
 記念日・年中行事
今日は「国際オゾン層の日」、ロシヤでは「防空軍の日」、イタリヤでは「パリオ〔競馬競技〕」、パラグアイでは「子供の日」、そして、日本では「女子大生の日〔1913年(大正2年)、東北帝國大学(現:東北大学)が女子受験生3人の合格を発表。日本に初めて女子大生が誕生した日。そのうちの1人は日本初の女性理学博士となった黒田チカ。〕」だそうですね。
 
できごと
1976年 エリダール・リャザーノフ監督の映画『運命の皮肉、もしくは、よいお風呂で!』の封切。(※エリダール・リャザーノフは、『シベリヤ銀河ステーション』170で挿入曲を3曲お届けいたしました映画『職場恋愛』の監督さんでもあります。)
2006年 北方領土貝殻島付近でロシヤ国境警備隊に銃撃を受け1人死亡、計4人が拿捕される事件が起こる。
2006年 いつもこのコーナーでお世話になっていますフリー百貨事典『ウィキペディア(ロシヤ語版)』の
    項目数がちようど10万に。
2007年 岐阜県多治見市(14時20分)および埼玉県熊谷市(14時42分)にて観測史上日本最高気温40.9℃を観測
 
誕生日
1876年 イヴァーン・ビリービン、ロシヤの画家(〜1942年)
1888年 トーマス・エドワード・ロレンス、「アラビアのロレンス」の異名で知られるイギリスの軍人・
       考古学者(〜1935年)
1958年  マドンナ、アメリカの歌手・女優
 
忌日
1225年(嘉禄元年7月11日)北条政子、源頼朝の妻(1157年〜)
1928年 佐伯祐三、画家(1898年〜)
1929年 津田梅子、教育者・女子英学塾(現津田塾大学)創設者(1864年〜)
1949年 マーガレット・ミッチェル、小説家、代表作:『風と共に去りぬ』(1900年〜)
1959年 ワンダ・ランドフスカ、ポーランドのチェンバロ奏者(1879年〜)
1977年 エルヴィス・プレスリー、アメリカの歌手(1935年〜)
1987年 アンドレーイ・ミローノフ、ソ連の舞台映画俳優(1941年〜)
 
 
 なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。
 
ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます。
 
 今日のロシヤ極東地域のニュースに野生動物についての話題がありましたけれども、一時帰国中にアムールヤマネコがいるという埼玉県さいたま市の大宮公園内の小動物園(入園無料です。)を訪ねました。ところが、閉園間際で大将はすでに奥にしまわれてしまっており、残念ながらお目にかかれませんでした。いつか機会があればまた訪れたいと思っております。
 
 それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。
 
【画像】
・埼玉県さいたま市の大宮公園内の小動物園のアムールヤマネコの案内板SK081601.JPG - 41,351BYTES

・支局の部屋に飛んできたカマキリとの出逢いを喜ぶユーリヤさんとオレーシャさんSK081602.JPG - 34,396BYTES


(注) パリオとは、イタリアのシエナの町で年に2回行われる競馬祭りのことです。シエナの17ある町会のうち10の町会が選抜されて、抽選で決まった馬や雇った騎手を争わせるものだといいます。騎手はあらゆる手段を使って相手を妨害してもよく、たとえ騎手が落馬しても馬だけのゴールも認められるのだそうです。元は都市国家同士の争いのために兵と馬を養うのが目的だったとか(このあたりは大阪各地の祭りの背景とよく似ています)。

<8月23日(土)放送のシベリヤ極東ジャーナルのご案内>
(予定ですので、変更の際はご了承ください。)*情報提供 ハバーロフスク支局岡田和也さん

毎月最後の土曜日をのぞく土曜日にお送りしております『シベリヤ極東ジャーナル』の時間です。今週は、

◎「青森のリンゴがハバーロフスクっ子たちの食卓へ」と題するルポルタージュ

◎「サナトリウム『ウスーリ』は極東一の保養所」と題するお話

をお伝えいたします。ご案内は、ハバーロフスク支局の岡田和也です。今宵もしばらくのあいだどうぞよろしく御付き合い願います。

【声のご出演】
・アレクサーンドル・レヴィンターリさん(ハバーロフスク地方・政府副議長・経済発展対外関係相)
・九戸眞樹さん(青森県商工労働部長)
・セルゲーイ・クラーキンさん(公開株式会社『サナトリウム・ウスーリ』社長、ロシヤ医療功労者)

【ひとりごと便り】
みなさま今晩は。さて、フリー百科事典『ウィキペディア(日本語版&ロシヤ語版)』の暦をひもときますと、今日8月23日は、こんな日だそうです。

記念日・年中行事
今日は「国際奴隷売買の犠牲者追悼と廃絶の日」、日本では「白虎隊の日」、ハワイでは「ウクレレの日」、ルーマニヤでは「ファシズムからの解放の日」、ウクライナでは「国旗の日」と「ハーリコフのナチスドイツ占領軍からの解放の日」、リトアニアでは1939年に独ソ不可侵条約と同時に調印された秘密追加議定書〔モーロトフ・リッベントロップ文書〕の調印日にちなんだ「黒いリボンの日」、ロシヤでは、クールスクの戦い〔1943年〕でのソ連軍によるナチスドイツ軍の潰滅の日を記念する「武人の誉れの日」、「原子力潜水艦『クールスク』号の事故〔2000年〕で死亡した乗組員を追悼する日」、となっています。

できごと
1382年 トフタムィシ汗のタタール軍の襲撃からモスクヴァを守るためにロシヤで初めて大砲が用いられる。
1552年 ロシヤの皇帝イヴァーン雷帝の軍隊がカザーニを包囲。
1799年 ペチェルブールグで頬髯をはやすことが禁じられる。
1913年 コペンハーゲンでアンデルセンの童話の主人公である人魚姫の像の除幕。
1914年 第一次世界大戦で大日本帝国がドイツ帝国に宣戦布告。
1929年 新潟市の萬代橋(鉄筋コンクリート造)が竣工。
     (※姉妹都市の新潟を訪れるハバーロフスクっ子たちにとってもお馴染みの橋かと思います。)
1935年 クレームリの塔にドネーツ炭田で造られたルビー色の星がとりつけられる。
1939年 独ソ不可侵条約締結。
1990年 アルメニヤがソ連からの独立を宣言。
1995年 第18回夏季ユニヴァーシアード福岡大会が162か国・地域の参加で開幕。
    (※1973年の第7回夏季大会はモスクヴァで開催されていて、2013年の第27回夏季大会は共和国タタルスターンの首都カザーニで開催されるようですね。)

誕生日
1741年 ジャン・フランソワ・ド・ガロ・ラペルーズ、宗谷海峡のロシヤ語表記にその名が冠せられているフランスの航海家(〜1788年)
1856年 レオンチーン・ベヌアー、ロシヤの古典主義の建築家(〜1928年)(※代表作:ペトログラードのロシヤ博物館の西棟。)
1880年 アレクサーンドル・グリーン、ロシヤの作家(1928年)(※代表作:『赤い帆』。)
1900年 三好達治、詩人(〜1964年)
1936年 ゲールマン・ルキヤーノフ、室内ジャズアンサムブル『カダンス』のリーダー
1964年 アリョーナ・アーピナ、ロシヤのポップス歌手、ロシヤ功労芸能家

忌日
1806年 シャルル・ド・クーロン、フランスの物理学者(1736年〜)
1846年 ヴィリゲーリム・カールロヴィチ・キュヘリベーケル、詩人、元老院広場での蜂起〔ヂェカブリーストの乱〕に参加したヂェカブリースト(1797年〜)


【イヴェント情報】
◎展覧会「北海道・四季の美〜栗谷川健一と袴田睦美の芸術〜」
会場:V.K.アルセーニエフ名称沿海地方国立総合博物館(2008年7月1日〜8月1日)
会場:極東国立博物館(旧称、ハバーロフスク地方郷土誌博物館)(2008年8月10日〜9月10日)
会場:サハリーン州郷土誌博物館(2008年9月20日〜10月17日)

◎以前ハバーロフスク支局を訪ねてくださり『シベリヤ銀河ステーション』のインタヴューに応じてくださいました池田カナ子さんの写真展のご案内です。ご本人はギャラリーに8/13(水)、8/22(金)、8/23(土)に居られる予定だそうです。
<展覧会概要>
アナト・パルナス 池田カナ子 木内美羽 三人展
会期:2008年8月8日(金)- 24日(日) 
12:00〜19:00(初日と日曜・祝日は18:00まで)会期中無休
会場:フォイル・ギャラリー FOIL GALLERY〒101-0031東京都千代田区東神田1-2-11
アガタ竹澤ビル201
TEL 03-5835-2285 FAX 03-5835-2286
http://www.foiltokyo.com  gallery@foiltokyo.com
地図:http://www.foiltokyo.com/gallery/gallerymapjp.html
都営新宿線[馬喰横山]A1出口より徒歩2分
JR横須賀線・総武線快速[馬喰町]西口2番出口より徒歩2分
東京メトロ日比谷線[小伝馬町]2番・4番出口より徒歩6分
JR総武線各駅停車[浅草橋]西口より徒歩8分
「大学在学中から何度もロシアを訪れ、土地の人々と触れ合ってきた池田カナ子は、暗く寒いというかの国のイメージに捕われることなく、穏やかな人々の生活を優しい視点で見つめています。素直に綴られたロシアでの日々は、どこか懐かしい印象さえ受けます。」

池田カナ子(いけだ・かなこ)プロフィール
1980年新潟生まれ。法政大学日本文学科卒業。大学在学中からロシアを旅行し写真を
撮り続ける。2000年「僕らは生きる」でエプソンカラーイメージコンテスト大賞受賞。
光文社スタジオ勤務後、2007年独立。


なお、ハバーロフスク支局でもみなさまからのお便りを楽しみにお待ちしております。あて先は、下記の通りです。お寄せいただきましたお手紙やメールには必ず返信をお送りさせていただいておりまして、受信報告書を添えてくださいました方には支局の受信確認証(ヴェリカード)を発行させていただいております。

【ハバーロフスク支局】
住所:Russia, 680620, Khabarovsk, Lenina 4, Dom Radio, Room 407,
Voice of Russia, Japanese Section
Tel.:+7-4212-32-45-46(特派員室), +7-4212-21-41-07(岡田自宅)
E-mail:okada@mail.redcom.ru (※日本語対応です♪)

ではここで、リスナーのかたからお寄せいただきましたお便りを紹介させていただきます。

それでは、これからの一週間がリスナーのみなさまおひとりおひとりにとりまして健やかで心温まる日々となりますことを願いつつ、ロシヤ極東のここハバーロフスクから、この辺で失礼いたします。今週の『シベリヤ極東ジャーナル』、翻訳とアナウンスの担当はハバーロフスク支局の岡田和也でした。ひきつづき、北の大地ロシヤからの放送でお楽しみください。

【最新ヴェリカード情報】
≪セピア色の街〜ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(2008年春発行/12種類)≫
@シェローノフ通りの19世紀の裕福な住民の典型的な家屋。(通し番号:0821)
A総督の家。1884-1896年。ロシヤ軍管区将校会館に改築。1934-1937年。(0822)
B軍人会館。1887年。現在はこの建物に極東美術館があります。(0823)
C帝室ロシヤ地理学協会沿アムール支部博物館。1896年。現在はN.I.グロヂェーコフ名称ハバーロフスク地方郷土誌博物館[現在は極東国立博物館に改称されています]。(0824)
Dピヤンコーフ家の持ち家。1900年。百年前と同様にこの建物には店舗があります。(0825)
Eインノケーンチエフスコエ市立女学校。1900年。(0826)
Fプリュスニーン家の持ち家。1902年。現在は極東国立学術図書館。(0827)
Gフレーブニコフ家の持ち家。1902年。現在はハバーロフスク地方音楽協会と薬局。(0828)
H出納局もしくはアムール県財務局。1902年。現在はビジネスセンター『パールス』。(0829)
I国立銀行。1907年。2002-2005年に改修。現在は極東軍管区歴史博物館。(0830)
J市自治会館。1909年。現在は児童創作会館。(0831)
K竹内家の持ち家。1912年。革命以前はこの建物にホテル『ルーシ』がありました。(0832)
(※ご希望のカードがございましたら、お便りにその旨お書き添えくださいませ。)

【画像】
・大型ショッピングセンター『NKシティー』(8月6日、撮影。)SK082301.JPG - 41,475BYTES

・青森産のリンゴ(8月6日、大型ショッピングセンター『NKシティー』にて撮影。)
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・ロシヤで発行された北京オリムピック記念切手
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【最新ヴェリカード】
・≪セピア色の街〜ハバーロフスク開基150周年に寄せて〜(2008年春発行/12種類)≫
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2008年6月のシベ極情報  2008年9月のシベ極情報