スペース研究会

表三郎主宰スペース研究会公式ブログ.表三郎先生による,現代に対し確固たる問題意識を持つための基礎知識を学ぶ研究会のブログです.

2010年2月12日金曜日

2月28日研究会

2月の研究会の連絡をします。2月の末日となる2/28(日)、午後の「赤いプロレタリア」討論会の前の時間帯に同じ場所で研究会を開きます。内容については以下の通り。

先日の毛利嘉孝×表三郎 対談への応答として僕たちには何が可能なのでしょうか。その鍵の一つに、空間があります。僕があの対談に際して強く意識したのはまさに空間と空間の間の「隙間」でした。毛利氏の考えるストリートの問題ではストリートはその「隙間」という媒介です。従って「隙間」を空間論と直接結びつける、そして議論をさらに進める意味で今回はデイヴィッド・ハーヴェイの背後のアンリ・ルフェーブルの思想に向かいます。スペース研究会は09年度から10年度へと入ろうとしています。振り返ってみて一年間がどんなものだったのかということはそれぞれの思想の変遷を辿ることでわかるでしょうが、研究会としての一連の変化はどのようなものだったのか。その推移を全体で一つの連関としても考えるべく、出発点の「空間」という問題圏に立ち返りましょう(発表者 松本)。

日時 2月28日(日) 9:00〜12:00
場所 目黒区勤労福祉会館第二洋室(東京都目黒区目黒2−4−36)
問い合わせ:rinotaka.nihil@gmail.com (松本PC)
参考文献 ルフェーブル『空間の生産』、ハーヴェイ『ネオリベラリズムとは何か』中の第三論文「空間というキーワード」

--(同時開催)

2・28 「赤いプロレタリア」読者討論会

「激動の2010年をどう闘うか」

世界金融危機・大不況のもと、帝国主義(グローバリズム・新自由主義)の根底的危機が開始されました。自公政権は崩壊し、民主・連立政権もこの現実のもとでは無力さを露呈してゆくしかないでしょう。こうしたなか沖縄・安保闘争、そして非正規労働や失業問題はじめ社会運動ユニオニズム型労働運動・社会運動の飛躍と勝負の年が始まりました。それはまた左翼の極の形成をめぐる闘いでもあります。「赤いプロレタリア」新年号では、そうした方向の抱負が諸氏によって展開されました。またこれらへの諸意見、批判もすでに寄せられています。今回、畑中、槙、旭、八木沢氏等執筆者はじめ諸読者、関係者に集まってもらい、こうした課題、抱負を大いに語りあいたいと思います。

諸氏の参加・討論を期待します。

2月28日(日) 13時

目黒区勤労福祉会館第2洋室

(目黒区目黒2-4-36   03-3711-1135)

JR目黒駅 南へ5分  川沿い

共産主義者協議会・「赤いプロレタリア」編集委員会

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