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輸入統計品目「そばの実(殻付)」
わが国に輸入されるソバすなわち玄ソバ(殻付)のことで、いままではすべて「そばの実(殻付)」の数量で統計上把握されていた。ところが、ソバの輸入実態は、玄ソバで輸入されるもののほかに殻を取り除いた抜き実の状態で輸入される割合が増えているという背景があり、輸入されるソバの実の総量としての把握ができていなかった。そのため平成22年1月より、玄ソバの「そばの実の輸入(殻付)」に加え、「その他の加工穀物(そばのもの)」が新設されて、ソバの「抜き実」の輸入についても推計できるようになった。
 


輸入統計品目「その他の加工穀物」
輸入統計品番号1104.29-300「その他の加工穀物(そばのもの)」。輸入されるソバの抜き実の量を把握するために平成22年1月から新設され、これによってソバの「抜き実」の輸入量を推計できるようになった。この背景は、輸入されるソバはすべて玄ソバ「そばの実(殻付)」の数量で統計上把握されていた。ところが実態は、玄ソバで輸入されるもののほかに殻を取り除いた抜き実の状態で輸入される割合が増えている背景があり、輸入されるソバの実の総量としての把握ができていなかった。従って、従来からの「そばの実(殻付)」の数量に加え、「ソバの抜き実を玄ソバ換算」した数量で総輸入量を推計できることになった。 具体的には、2014年(平成26年)の総輸入量は91760トンであったが、これについて横浜税関の資料「そばの実の輸入」によると、91760トンの内訳について殻付き:49924トン  むき実::41836トンであり、このむき実:41836トンを殻付き(玄ソバ換算)とした場合の換算率70%で割り戻した値は:59766トンに相当すると試算している。すなわち、玄ソバ換算によるソバ輸入総量は:109690トンと推計されることになる。
 
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