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友蕎子
 
友蕎子といえば、寛延4年(1751)に「蕎麦全書」を脱稿した江戸の住人としかわかっていない日新舎友蕎子のことであるが、後世、友蕎子を名乗った一茶庵・友蕎子・片倉康雄がいる。足利一茶庵の創始者だが、昭和の初め、文筆家でそば愛好家の高岸拓川の勧めで東京滝川中里の手打ちの名人といわれた「日月庵やぶ忠」の村瀬忠太郎のもとに通い手打ちを志す。とともに、高岸拓川からいわれた「現代の友蕎子を目指せ」といわれたことから「友蕎子」と名乗るようになったという。 *「村瀬忠太郎」「やぶ忠」の項参照
 
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