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ワサビ(山葵)
 
ワサビ(山葵)は日本原産で渓流地に生えるアブラナ科ワサビ属の多年草。奈良時代の「本草和名」にも記載されている。山葵の持つ辛味成分はアリルイソチオシアネートというアブラナ科の植物に含まれる化学物質(芥子油)なので、辛味大根と同じようにおろすと辛味が増し、あまり時間を置くと辛みが減少する。根茎の香気と辛味は刺身や握りずし、そばなど麺類の薬味として用いるほか、葉や葉茎を利用したわさび漬けも好まれる。粉ワサビや練りワサビの主原料には西洋ワサビが使われることが多いがワサビ(山葵)とは異種。
 
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