|
村瀬忠太郎 蕎麦通の著者 |
村瀬忠太郎は、「名人やぶ忠」といわれた東京滝川中里(北区滝野川町中里)にあった手打ちそば屋「日月庵やぶ忠」の主人。安政6年(1858)〜昭和13年(1938)。父は美濃大垣藩の武士であったが浪々の後、江戸で美濃屋というそば屋を始めた。忠太郎の代になって「日月庵やぶ忠」を始め、昭和初期には「名人やぶ忠」と称された。村瀬忠太郎の口述による「蕎麦通」の初版本は昭和5年に発行されている。後に、そば打ちの指導に貢献した片倉康雄(足利 一茶庵)、高井吉蔵(山形 萬盛庵)は一時期やぶ忠で修行したという。 |
[PC掲載ページ] 1pon [Mobileのページ] 1pon |