そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

門前そば
 
古くから寺社と麺類の関係は深く、儀式や振舞などに素麺や饂飩、そば切りが使われてきた。その寺社の参詣者のために発達したのが門前そば屋であり、うどん屋である。門前そばのごく一例を挙げると、やはり筆頭は信州善光寺の門前で、江戸時代からのそば屋も多い。戸隠神社の周辺には「ボッチ盛り」のそば屋が軒を連ねる。他にも、福井県永平寺、東京調布市の深大寺、島根県の出雲大社の門前そばなどは代表例であろう。門前うどんも同様で、例えば群馬県の水澤寺(水澤観音)山門下には天正10年(1582)創業だといううどん屋を筆頭に何軒も軒を連ねている。
 
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