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ミゾソバ |
水辺に群生するミゾソバ(溝蕎麦)はタデ科タデ属で、タデ科ソバ属のソバとは葉も花もよく似ている。白地に先端が紅色の金平糖のような花が咲くといろんな昆虫が来て受粉の手伝いをするところも普通ソバと同じ虫媒による他家受粉である。ただし、水の流れが激しい湿原や環境の厳しい場合には、地中に潜ったままの枝を伸ばして先端に閉じたままの花(閉鎖花)をつけて自家受粉もする特性も持っている。「広辞苑」によると、ミゾソバの若葉はかつて食用にされリュウマチの民間治療薬としても使われたとある。 |
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