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抜き屋
江戸時代から明治・大正のころまでは水車を利用して雑穀類を脱穀する商売があった。江戸のソバでは信州、甲州、武州から馬で運ばれてくるのは中野周辺に集積されて、江戸市中のそば屋に卸されたが、ソバの実(玄ソバ)からソバ殻を取り除いて甘皮に包まれた緑色のソバの実(抜き実)にする商いがあって抜き屋といわれた。
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