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夏焼き |
焼畑は、地域や地形さらには山の高低や日照条件などによって「春焼き」と「夏焼き」に分けられる。いずれも焼いた初年目にはそれに適した作物を蒔き、2年目、3年目とそれぞれに適した作物に変えながらおおよそ4年から5年くらいを一区切りとして終える。その後は再び草木のはえるままに放置して自然の山に戻し、地力の回復した10年、20年後再び焼畑として用いる。山間僻地の生活では何世代にもわたる営みであり、何ヶ所もの焼畑用の山の区画を持って、順次一区切り(1サイクル)付く頃に次の用地を焼くという形で常にいくつかの焼畑が営まれながら焼畑農耕が続けられてきた。 |
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