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南蛮煮 難波煮 |
大坂や上方には古くから南蛮煮という料理があって、角川古語辞典でも「新撰大阪詞大全」や「浪花聞書」などに「ねぶかにて炊いたものを南蛮煮(なんばんに)(なんばに)と云う」とあって、ネギと南蛮煮の関係がわかる。一方で、料理早指南・初編では「難波煮 鯛焼きて 春ねぜり(根芹)夏さきずいき(夏先芋茎) 秋はったけ 冬ねぶか」とあって、南蛮煮(難波煮)のことを紹介しているがここでは旬の冬にはネギを、それ以外の季節はそれぞれ旬の野菜と組み合わされていて、ネギ以外のものであっても南蛮煮という名前が付けられている。 |
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