そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

くくり
 
木鉢の作業は、前段の「水回し」と後段の「くくり」に分けられる。「水回し」は、粉に加水して素早く両手で撹拌しながら粉にまんべんなく水をゆきわたらせる作業で、これを繰り返していくと小さい粒々ができ、次第に大きな塊になっていき、それらをまとめる作業に移行する。すなわち「くくり」の作業で、全体をひとつの塊にまとめながら練り込み、さらに、木鉢の底面を利用して練り上げるとそば玉の表面に艶がでる。面(つら)が出た状態といい「面だし」ともいう。
 
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