そば用語辞典   < Mobile 辞典へ   < PC 辞典へ

斤(きん)一斤など
 
近年、ほとんど使われなくなった「そば屋の用語」だが二通りが残っている。ひとつは、一人前とか一枚、一杯などに相当する「そばの分量」で一人前を「一斤(いっきん)」大盛りだと「一斤半(イチハン)」とか「二斤」である。現在でも、主として熱盛そばを品書きにしているそば屋が使っている。もう一つは「そば屋の通し言葉」である。やはりそばの分量に関するもので大盛りは「きん」、小盛りだと「さくら」。「もり一枚きん」で大盛り一枚、「もり一枚 台はさくら」(桜はきれい)少なめに。以上が、そば用語としての「斤(きん)」であるが元々は古くからの重さの単位からの名残りと思われるが、同様に食パンの数え方にも斤(きん)が使われるケースもある。*尺貫法としての1斤は160匁(もんめ)で、600グラム(1匁=3.756g)。
 
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