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鹿家 蕎麦 |
九州には在来種のソバは多いが、さらに調べると、佐賀県唐津市の「唐津市史 近世」によると、享保6年(1746)唐津藩で伝わる松浦雑記のなかに松浦名物があげられていて、そのなかの農産物に「鹿家 蕎麦」と書かれ、この地域でもソバが栽培され特産になっていたことが窺える。また、「若宮田川づくり交流会のサイト・犬鳴川流域における農水産物史考」のなかで、福岡県北部の宮田町と若宮町は遠賀川にそそぐ犬鳴川流域では江戸時代後期から明治前期にはほとんどの村で蕎麦が産したと記録されている。(両町は06年2月から若宮市に) |
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