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大桑村須原宿 |
「ソハキリ」が初めて文献に登場するのは信州・木曽大桑村の定勝寺で天正2年(1574)である。この定勝寺は南北朝時代の末期・嘉慶年間(1387〜89)に創建され、木曽川辺りに建てられていたために、文安5年(1448)と文禄4年(1595)の木曽川氾濫で二度にわたって倒壊(流損)している。あとの洪水では、川辺りから木曽義在公館跡であった現在の場所へ慶長3年(1598)に移建されているので、問題の「振舞ソハキリ」と記録される本堂の修復はこの二度目の洪水流損のほぼ20年前の川べりでのことであった。 |
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