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江戸っ子 |
江戸時代の中期以降に現れた言葉で、江戸の町人・職人から独自の「江戸っ子」と称される住民意識が登場したと考えられている。背景には武家や商人にたいして、神田・日本橋・浅草・本所・深川などの下町と称された地域の町民・職人の身内意識からで、江戸前などの言葉の出現も同様に江戸時代の中期以降または後期の出現である。蕎麦や寿司、うなぎや天ぷらなど江戸を代表する食文化もこのような背景のなかではぐくまれたといって過言ではなかろう。 |
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