豪雨で不通の米坂線

米坂線は2022年8月3日の豪雨で鉄橋が流されるなどの被害を受け、今でも今泉-坂町間が不通のままで復旧工事もまったく行われていない。そのため廃線の恐れもある深刻な状況だ。2024年10月16日、豪雨から2年余りたった米坂線を代行バスなどで走り、現在の状況を見てきたのでお伝えする。


 
坂町駅に掲示されていた米坂線代行バスのお知らせと運行情報に関するポスター

米坂線米沢-今泉間の臨時列車と今泉-坂町間の代行バス時刻表

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南米沢駅付近を走る下り一番列車。米沢-今泉間はキハ110などによる臨時ダイヤでの運転が行われている。

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今泉駅前で発車を待つ代行バス。ここでディーゼルカーから代行バスに乗り換える。

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2年余り列車が来なくなった手ノ子駅。9600型蒸気機関車やキハ52や58、28が活躍した時代の賑やかさが嘘のようだ。

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草で覆われてレールがまったく見えなくなってしまった米坂線の線路

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2年以上閉まることがない米坂線の踏切遮断機にはツタが絡んでいた。

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坂町駅の米坂線ホームも草で覆われ、レールは赤く錆びている。

豪雨災害後、初めて訪れた米坂線は草に覆われ、レールは錆び、復旧には多大な費用、労力と時間が必要だろう。また、今泉駅から始発の代行バスに乗ったのは私一人で、途中駅からの乗客も数人と少なく、ここ2年余りの運休で周辺住民の鉄道離れが起きていると感じた。1日も早い米坂線復旧工事の着工と全線開通を願う!
JR米坂線にエールを届けよう!(豪雨のために不通になっている米坂線への応援メッセージを送る小国町のページ!)


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