第6回 報告書 (H16.7.30)

6h-1 7月20日の報告書

7/26日頃に堺サービスステーション所長より電話があり、電気代の算出方法を出すのに後少し時間がかかるので、
7/30の15時まで、回答を待ってくれと言われました。


そして7/30。

6回目の回答として送付されてきたメールです。
内容は、はっきり言って期待はずれです。




いつもお世話になっております。
ダイキン工業 堺サービスステーション Mです。

先日から御迷惑をおかけしている件について、回答が出ましたので送付いたします。
遅くなりまして申し訳ございません。
また、ご連絡させていただきます。




湿度コントロール不具合について

☆お客様申し立て
●寝室の製品D型(2.5kw Rシリーズ)の湿度が低下しない。(就寝時)
@28℃、50%、除湿冷房で使用
 ⇒28℃、70%以上となる
A除湿にすると湿度が下がりすぎる


【対応案】
案1:E型製品で対応可能
・プログラムを変更したマイコンを新作することにより『再熱除湿運転』、
『除湿冷房運転』を自動的に切り替えを行う。
除湿冷房運転時:温度が設定温度まで到達し湿度が低下していない場合は
           『再熱除湿運転』に自動的に切り替え湿度を低下させる。
再熱除湿運転:湿度優先制御とし「目標湿度-5%」未満に到達時はサーモOFF
          とし湿度の下がり過ぎを防止する。

但し、ご了解いただきたい内容

@『再熱除湿運転』は、室内熱交換器の一部が暖房運転となり、『除湿冷房』
から『再熱除湿』に切り替わった場合、熱交換器に付着した水分が蒸発するため
湿度が上昇する場合がございます。
但し、この現象は『再熱除湿運転』に切り替わった後の一時的なもので、次第に
湿度は低下して行きます。
A自動で切り替るため、切り替り時、冷媒通過音と風音がことなります。
B室内ファンはサーモOFF時停止します。

案2:現在のD型製品での対応
・『除湿冷房時』:サーモOFF時内ファン停止+ソフト微調整
・『再熱除湿』:湿度でサーモOFFを設ける
サーモOFF時に内ファンON時より湿度UP改善される
湿度の下がりすぎは防止できる

●カタログに湿度が上がる内容が記載されていない
  ・D型のカタログには記載いたしております。
《※運転が切り替わる時や室内・室外の環境によっては設定湿度にならない場合があります。》


〈夏シーズン電気代の算出方法〉
・カタログに記載しております電気代は下記のように算出いたしております。
本算出方法はJRA(日本冷凍空調会)で決められており、他社も含めて
同じ基準で称呼をいたしております。

【前提条件】
@運転期間は6月2日〜9月21日の3.6ヶ月
A1日の使用時間は6時〜24時の18時間
B冷房負荷の設定
  負荷が大きいと熱がたくさん部屋に入ってきて製品は高出力で運転し、
  負荷が小さいと逆に製品出力は下がってくる。ある程度以下に下がると、
  min.出力でサーモ発停するようになる。
  算出時の負荷は下記のように設定しています。
  ・外気33℃で定格の出力で運転し続ける。
  ・23℃以下では運転しない。
C東京地区の気象条件を採用

【算出方法】
上記の前提条件の中で各外気温の累積発生時間(JISにて規制)を考慮し
それぞれの機種の出力毎の消費電力から算出しています。

【カタログの称呼値に関して】
・夏期間の消費電力、冬期間の消費電力、年間合計を称呼いたしていますが、
夏期間におきましては『冷房』運転時の数値です。
(再熱除湿を使用した場合の数値につきましては記載しておりません)
除湿運転は冷房に比べ消費電力は多めとなります。