バイオハザード6の二次小説を書いてます。
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ツイッター小話【あ行】
ツイッターで140文字以内の小話を1日1個ずつUPしてました。縛りは頭文字をあいうえお順で!



「愛してる」と「愛しい」に同じ字が使われてる理由を初めて知った。このふたつの感情を同時に抱ける相手に会えたことが僥倖なのか。ジェイクは隣で眠るシェリーのあどけない寝顔を眺めながら暗闇でも綺麗に光る色の髪を指で梳く。とりあえず明日の朝メシは俺が作らないとな、とジェイクは笑った。

//ジェイシェリスタート♪事後に寝顔見ながら…って感じですか。英語で愛してると愛しいは漢字で…って意味通じねぇ!けどスルーでオネガイシマス。


「い、意味わかんない!」思わずぶつけた言葉と同時に目の前のジェイクの顔が歪んだ。目にいっぱい溜まった涙でジェイクの顔が歪んで見えるんだ、と気づいた時には頬が濡れていた。ジェイクが溜息を吐いたので、シェリーは不安になった。呆れた?嫌われる?「泣くな。お前に泣かれると弱い」

//喧嘩の時かな。シェリーに泣かれるとジェイクは弱いですよね。慰めるスキルとかないですから、ジェイク。泣くな、としか言えない不器用さ。器用なジェイクってジェイクじゃねぇし。


嘘はついていない。言っていないことはあるがな、とクリスは詭弁を承知で内心思う。仕事では機敏で敏いくせに、俺のことになると壊滅的に鈍くなる。そんなところが可愛いと口には出していない。だから代わりに言う。「お前はホントにわかりやすいな」「何がですか!」ほら見ろ、やっぱりわかってない。

//クリスは物分りいい大人のフリきっと上手いです。だてにBSAAの隊長してません(関係ねぇ)。


エイダ、と呼んだ声が我ながら震えているのがわかった。震えているのは声だけじゃない。彼女に触れたら消えてしまいそうで怖い。それでも待ち望んだ瞬間だから、レオンは彼女の赤い唇に顔を寄せる。触れる刹那、彼女の顔が歪んだと思ったら、いつもの自分の部屋の天井が見えた――やっぱり夢か。

//安定の夢オチ。この二人ってホントに大人の距離感ですよね。テロ現場でしか会ってないのにその絆はある意味反則だろとみんな思った筈だ。


「おかしくない?」と不安になって聞いたら「別に」と素っ気なく返された。ジェイクが目を逸らしているので更に不安になって聞いた。「ホントにおかしくない?」そっぽを向いていた顔がようやくこちらを向いた。ジェイクが怒ったような顔で「足が見え過ぎ」とだけ言った。「それ以外はちゃんと見れる」

//服装ネタ。可愛い格好したシェリーのスカート短すぎんだろ、いや、カワイイんだけどな、それで外歩くとか勘弁しろ的なアレです。でも壊滅的に鈍い彼女は「え?おかしい?」とジェイクの反応をマイナスに受け取る、と。


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