EpisodeV...寿退社しちゃいました!
 NYから1ヶ月半ぶりに日本へ戻り、東京でのひとり暮らし生活を再開。

1)サッカー・野球・遊び三昧

 とある団体で野球の大会があると聞き、一人の先輩に「出ません?」と声を掛けた事がきっかけでメンバーが集まり、会社がユニフォームを作ってくれて気づくと野球部として活動していました。
 また、ちょうどJリーグ発足の頃でサッカー観戦にハマり、仕事を定時で切り上げ清水エスパルスの試合へとちょくちょく通い、挙げ句にサッカー同好会を作るまでにも。所属部署内でアウトドアに出かけたり、仲間と連んで中山競馬場に行ったりと、ひとり暮らし生活を満喫しまくって3年が過ぎていったある日。。。

2)突然の帰阪命令

 「大阪の再編チームに異動」という内示が出た。 ガァーーーン!!!
充実した東京生活に少し後ろ髪を引かれる思いで、3年半ぶりに地元大阪に戻ってきました。ま、結局コレが私の人生の転機になったのでしょうが。

 大阪に帰ってきてmyマシン(=チャリ)を購入。それをフルに活用し、平日は定時で帰宅し長居球技場内のトレーニングセンター通い、土日は南港までぶっ飛ばし無料日焼けサロン状態で、腹筋の割れた小麦色の体を作り上げるのがマイブームでした。当時はあんなにマメに通って結構いいカンジの割れ具合になっていたのに・・・(;_;)

3)何の因果か・・・

 大阪に戻って半年後、大阪勤務の新入社員が3人入ってきた。物静かな男の子1人と、いかにも宴会担当系の女の子2人。そのうちの1人と何の因果か結婚することになってしまった。
 いわゆる職場結婚というヤツで、同じ職場に夫婦が在籍するというのはあまり好まれず、暗黙の了解で嫁側が退職(俗に言う寿退社)するというのがごく一般的な決断だと思うが、うちの場合はなんと私が寿退社しちゃいました!
 というのも、私の中にいつしか「とある野望」が生まれていたのです。当時私は25歳。今から動き出して30までに夢を現実に・・・と考えるとそんなに悠長に構えている時間もなく、いずれ転職するのならこれを機にすべきでは。また、嫁も就職難の時代に四大出の女子としてせっかく就職できたのに早々と会社を辞めてしまうのはもったいない。
 そんな訳で1996年2月結婚を機にTISCOを退社することにしました。





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