
禁煙治療が、当院でも2006年11月より保険取り扱い可能となりました。
今まで保険の効かなかったニコチンの貼り薬が、当院では保険適応となります。
ただし保険の適応になる場合は、以下の項目を満たしている必要があります。
1)現在、直ちに禁煙しようと考えていること
2)煙草依存症スクリーニングテストによりニコチン依存症と診断されていること
3)ブリンクマン指数(1日当たりの喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること
4)禁煙治療を受けることを文章により同意していること
上記基準を満たさない場合は、自由診療による禁煙治療、もしくは簡易な禁煙アドバイスを受けて頂く事になります。
ニコチンの貼り薬(ニコチンパッチ)は、ニコチンが含まれた貼り薬で、禁煙時の症状を軽減します。
大きさは3種類あり、徐々にサイズを小さくして最終的に使用を止めて行きます。
まず、白倉医院:TEL:077-524-2983に、お電話下さい。
参考
煙草依存症スクリーニングテスト (The Tobacco Dependence Screener;TDS)
1.自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか。
2.禁煙や本数を減らそうと試みてできなかったことがありましたか。
3.禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
4.禁煙したり本数を減らそうとしたときに、次のどれかがありましたか。(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
5.上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか。
6.重い病気にかかって、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
7.タバコのために健康問題が起きていることがわかっていても吸うことがありましたか。
8.タバコのために精神的問題が起きているとわかっていても吸うことがありましたか。
9.自分はタバコに依存していると感じることがありましたか。
10.タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。
判定方法: はいは、1個1点 で計算します。
10点満点のうち5点以上の場合、タバコ依存症である可能性が高く、本人の希望、喫煙本数から、当院での禁煙治療が保険適応となります。
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