
ジオン公国軍
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MS-05B ザクI 黒い三連星仕様 HGUC 1/144 |
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型式番号 MS-05B
所属 ジオン公国軍
製造 ジオニック社
全高 17.5m
本体重量 34.2t
全備重量 63.2t
出力 4,300kW(5,700馬力)
推力 210,400kg
センサー
有効半径 2,900m
装甲材質 超硬スチール合金 |
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MS-05 ザクI(黒い三連星専用機)
『MSV』に登場。のちの黒い三連星が開戦以前より愛機としていた機体。短い期間にダークグレー、ダークシーブルーなどの数回のカラーリング変更が確認できる。その後の彼らはMS-06C、MS-06Sと機体を乗り換えるが、開戦後の0079年3月の教導機動大隊の特別演習ではレストアされブラック、パープル、グレーに再塗装された機体で演習に参加。その最中に連邦軍の偵察部隊と遭遇し、これを撃破している。
正式名称はジオン公国軍のキシリア・ザビ率いる突撃機動軍第7師団第1MS大隊司令部付特務小隊。A・ガイア大尉を中心に、開戦以前の教導機動大隊第2中隊D小隊に在籍していたパイロットが中心となって構成されている。当初はダークシーブルー、あるいはダークグレーで塗装されたMS-05BザクIを乗機としており、一年戦争に至るまで数回に渡りメンバーチェンジが行われていたが、宇宙世紀0079年に勃発した一年戦争初期のルウム戦役直前よりガイア、オルテガ、マッシュの3人に固定され、正式に部隊が結成された。彼らはジェットストリームアタックと呼ばれる三位一体の攻撃フォーメーションで地球連邦軍部隊に攻撃を敢行、連邦軍艦隊の総司令であったレビル中将(当時)の乗る旗艦アナンケを撃破し、脱出を図ろうとするレビルを捕虜にした功績からエースパイロットとしてその名をとどろかせる事となる。また、この功績からMS-06S型ザクII が与えられている。「黒い三連星」の異名は、このMS-06S型以降に彼らの乗機が黒を基調としたパーソナルカラー[1]に塗装されていたことによる。その後、彼らは乗機をMS-06R-1A高機動型ザクII[2]、MS-09ドムに換えているが、このパーソナルカラーは引き継がれており、ドムにおいては、この塗装が量産機の正式塗装に採用されている。また、一年戦争開戦後の0079年3月にMS-06Sのオーバーホールに伴い、一週間の後方勤務を命令されて古巣の教導機動大隊の特別演習に参加した際には、講習用として特別に黒いカラーリングが施されたMS-05Bが用意された。
その後の彼らは、同年11月、地球のオデッサに援軍として差し向けられ、当時の最新鋭重モビルスーツ・ドムを与えられたが、オデッサの後方撹乱を命じられていたホワイトベース隊と交戦し、全滅している。
『哀・戦士』ではマッシュの戦死後あっさり全滅してしまったが、近藤和久の漫画『機動戦士ガンダム0079』では極めて高い戦闘能力を発揮し、マッシュ戦死後のオデッサ戦でガンタンクやガンキャノンを「修理不可能」なまでに破壊。ガンダムの片足を破壊し撃破寸前まで持ち込むものの、ぎりぎりのところでのアムロの反撃とGファイターの後方からの反撃によりかろうじて撃破された。また、同じ近藤作品である『MS戦記 機動戦士ガンダム0079外伝』では若者への思いやりを備えた上官としての一面もみせる。
開戦前からその能力ゆえ、軍内での立場を優遇されていた彼らは、独自の指揮系統により行動することを許されており(C型に搭乗していたのは、慣熟による連携を重視したため)、彼らは三位一体の攻撃により14隻もの艦船を撃沈していたが、スコアは個人単位では1/3とされて4.6隻となり、ぎりぎり「エース」には届かない計算となる。だが、彼らの結束は固く、あくまでチームひと組の戦果をすべてとしており、その点に関する不満はなかったという。
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