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MSM-07S シャア専用ズゴック HGUC 1/144 |
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型式番号 MSM-07S
所属 ジオン公国軍
開発 MIP社
生産形態 量産機
頭頂高 18.4m(19.4mとする資料もあり)
本体重量 65.1t
全備重量 96.4t(84tとする資料もあり)
出力 2,480kw(123,300馬力/74000馬力)
推力 83,000kg
装甲材質 チタン・セラミック複合材 |
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モビルアーマーを多く開発したMIP社の開発による唯一のモビルスーツ(MS)であり、ツィマッド社のゴッグと同時期に開発に着手した。アッガイの型式番号であるMSM-04は本来なら本機に与えられるはずであったが、先に運用されたゴッグのデータをフィードバックしたためアッガイよりも量産化が遅れ、別の型式番号を与えられた経緯を持つ。だがその高い完成度はジオン公国製MSの中でもトップクラスであり、先行して量産化されていた2機種に代わって水陸両用MSの主力となった。キャリフォルニアベースにおいてゴッグの後期型と同じラインで生産が行われた。名前の由来は、ペルシア語の「蛙から産まれた」である。
ジェネレーターの冷却を水冷式から水冷・空冷式のハイブリッドに変更したことで搭載する冷却水を減らすことに成功し、ゴッグより20tほど軽量化されている。水中では股間部分の水流ジェット推進器で航行する。また背部には熱核ジェットと熱核ロケットを兼ねた推進器を装備し、水中はもとより陸上でも陸戦型ザクIIと同程度といわれる軽快な運動性能を示した。モノアイ・レールは全周ターレットとなり背部の視認性が向上した。
ジェネレーターの高出力化、機動性、装甲の軽量化・強化などを施したS型 (MSM-07S) が存在し、初期は指揮官用として生産されていたが、一年戦争末期には一般兵向けの量産機も全てS型に移行されている。S型の中でも赤く塗装されたシャア・アズナブル専用機が有名である。後に戦場が宇宙に移行したため、宇宙では使用出来ない本機の一部は使い捨て兵器ゼーゴックに改造された。
より格闘戦に特化した姉妹機ゾゴックも開発されている。また、後に統合整備計画にて再設計され、各部を改良したズゴックEが開発された。
武装
240mmミサイル
頭部に発射管を6基(8基の機体も確認されている)を装備している。(装弾数30発)
水中での発射も可能であるが耐圧深度が低く、主に浮上・上陸後、また対空用に用いられた。
アイアン・ネイル
他の水陸両用MSと同様のフレキシブル・ベロウズ・リムと呼ばれる多重関節機構を採用した両腕部の先端に3本(4本という説もある[2])装備している。
格闘戦の際に打突・斬撃用の近接兵器として用いられ、高い機動性を生かすことでパイロットによっては配備が始まった地球連邦軍のジムを一撃で葬ることが可能であった。
メガ粒子砲
クローの中央に内蔵している。
胴体に内蔵することでその射角が限られていたうえに拡散型であったゴッグのメガ粒子砲と比較して、収束率も高まり、非常に高い自由度と貫通力を持っていた(一部初期生産の量産型ではマシンガンを搭載した機体もある)。
オプション兵装として、クローの代わりにアッグガイと同様のヒートロッドを装備した腕部ユニットがあったといわれるが、それを実装した機体は現在まで未確認である。 |
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