吉野合宿 フォトライブラリー
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 「吉野権現能」が行われていた金峯山   寺蔵王堂前の3000本のロウソク。

居合には「居合腰」という姿勢がありますが、能の姿勢と酷似しています。いつでも敵の攻撃に対応できる。そのあたりにルーツがあるのでは?

出発前。山伏さんたちとともに奉納演武の無事を祈る。緊張感が徐々に高まってくる。
山伏さんたちに先導して頂き、奉納演武に向かう。
国宝の「蔵王堂」。木造建築としては東大寺大仏殿に次ぐ、大きさ。この前の広場で奉納演武をさせて頂いた。
日本最大秘仏金剛蔵王権現様に奉納演武の前のお祈り。ほら貝の音が印象的だった。
「刀礼」。壇上の三人は正式の刀礼。他の人は立礼を行う。いよいよ本番の始まりである。
先生の「浮雲」。敵の胸元に切りつけた後、引き倒す瞬間。非常に難しい技である。
制定居合「柄当て」のため立膝という居合独特の座り方をしている。この直後に対座している相手の水月に刀の柄頭をあてる攻撃にうつる。
制定居合「添え手突き」。前進中左の敵の殺意を感じ、機先を制して右袈裟に抜き打ちしたところ。
制定居合「抜き打ち」。前方の敵からの攻撃を刀を抜きながらかわし、真っ向からきりおろすところ。

斜めを向いているのは奉納する相手に刀の刃を向けないという意味がある。

奉納演武に対して金峯山寺執行長様より、お言葉を頂く。
「大護摩供」の儀式のひとつ。護摩の周りの邪気を祓うため、破魔矢を打つ。

この矢を求めて見物人が走る。運よくゲットしても、幸運に恵まれるかどうかは知らない。

燃え上がる護摩の炎。山伏さんたちの近くで見せて頂いたのであるが、大変な迫力だった。
「大護摩供」を取り仕切られた山伏さんたち。我々東雲会会員も後列に並ばせて頂き写真撮影。
仁王様にもご挨拶して、帰途につきました。

いずれにせよ良い合宿をさせて頂きました。