幸いなことに私が仕事をしている千里山一帯はあまり車の排気ガスに悩まされることもない。道行く人もそれほど多くはないので、事務机を窓際に置き、窓は開放して網戸にして、簾をつっている。それでもやはり暑いので
はあるが、来客があるとき以外はエアコンはつけずにいる。今年もそのスタイルを通すつもりである。
ときおり向かいの家の風鈴がなり、風が通ることがある。涼を感じる、つかの間のひとときである。
ところで、東京の百貨店では6月の紳士服売上が前年同月比3%増、大阪の百貨店でも6月の売上が前年同月比8.8%増という高い伸びを示したという。いずれも例の「クールビズ」の効果だ
そうだ。スーツやネクタイが減少したものの、クールビズに適したワイシャツや肌着などの売上が伸びたためらしい。百貨店にとってはよかったのかもしれないが、そもそも「クールビズ」とは何だったのか。「温室効果ガス削減のために、夏のエアコンの温度設定を28度に。そんなオフィスで快適に過ごすために」上着、ネクタイの着用をしないということではなかったのか。私は上着とネクタイの着用がなくなるだけだと思っていたら、どうも違ったようである。
クールビズで検索したら次のような文章があった。
ノーネクタイ、ノー上着。といってもただジャケットを脱いでネクタイを外しただけでは、なかなか様にならないもの。ちょっとしたポイントを押さえることで、見た目もクールにきまります。
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ノーネクタイ時のシャツは、襟元がしっかり立つタイプを
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アンダーウェアへの配慮もお忘れなく
つまるところ「クールビズ」というひとつのファッションが発生しただけなのではないだろうか。加えてエアコンの設定温度がどうなっているのかという最も大事な点が忘れられてしまったかのようで、なんだか馬鹿馬鹿しくなってくる。
そう思っていたら、昨日初めてそれらしき政府のCMが流れていた。元参議院議員の関西の芸人さんらしき人と28℃とが画面にあったが、遅いんちゃぃまっか?!
「暑いクールビズ」を読まれた方から私の事務所のクールビズの写真を掲載してはというご意見を頂きましたので、「とくに意味のないページ」に一週間だけ掲載してみましたが、マア、ミナイホウガイイトオモイマス…
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