なんじゃこりゃ?
ホーム 上へ 「くそぼっこ」

 

 「…」。そしてインターネット上の自分のホームページを開いてみる。「よし!」予定していたとおりの画面が表示された。ひと安心である。

 じつは一日かけてホームページのスタイルを手直しした。マニュアルを読みながらの手探りの作業である。夕刻になんとか終って、「さあアップロード(プロバイダのサーバに送信して登録する)して完成だ」とウキウキしながら開いてみると、「?」である。いたるところにバツマーク、画面の色も違う。「なんじゃこりゃ?」であり、次には「コノクソボッコが」とパソコンに悪態をつく。気をとりなおして、毛も中味もないアタマをフル稼働させてアレコレとやってみるのであるが、パソコンはソッポを向いたままである。

 このうえは致し方ない。お師匠さんにメールする。「明日ご自宅にいらっしゃったら、サポートしてください」と涙ながらに訴えると、すぐに電話を頂いた。ありがたいことである。いろいろと検討してみるも、やはりわからない。マニュアルどおりにやってそのとおりの動きをしているのだが、アップロードした画面はそのとおりにならない。二人「ウ〜〜ン?!」である。日本民家博物館にて

 途方にくれた私を見捨てることの出来ない性格のお師匠さんは、翌朝までに代わりのホームページを作成してアップロードまでしてくれた。フレーム(画面上部に固定された部分)を利用した、操作性の格段に優れたものであった。感謝感激である。これで満足すればよいのかも知れないが、そこはへそ曲がり、偏屈、変わり者…意地でも元の作業を完成させて見せると、性懲りもなくアレヤコレヤとただ訳も分からずイロンナコトを試した。

 そして「アレ?コレデ、デキトルンチャウカ?」。何故出来たのか、そこが大切であるというヒネクレタA型人間としては納得しづらい結果であるが、一日半もかけた時間が実を結んだということはありがたいことである。それにしてもお師匠さん有難うございました。また髪の毛が薄くなったでしょう…。「キミニイワレルホドジャナイ」。そうでした。

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