専門家
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 今年から一部地域でスタートする電子申告に対応するためもあり、新しいパソコンとソフトウェアを導入した。年末の多忙な時期ではあったがほぼ一日かけてセットアップして頂いた。

 ところがその新しいパソコンがコンピュータウィルスに感染してしまった。ワードの一部機能が使用できなくなり、同時にエクセルの文書が開けないというような現象が出て、操作の都度症状が悪化していった。すぐに購入した会社の方達に来所して頂き、復旧の努力をして頂いたのであるが、年内には治らず越年ということになった。残りの年末調整業務は旧のパソコンでこなしたが、まさに「年末調整業務」となってしまった。

 復旧に努力して頂いている方達の横で、私としては年賀状の宛名書きをするくらいしかできることもなく、現在の私の業務がパソコンとソフトウェア無しには成り立たないことを痛感させられた。また同時にこのような復旧作業にしても専門家の知識とウィルスソフトの手を借りる以外に方法はなく、自分で勉強して対応できる時代ではないということを実感させられた。

 それだけにパソコン関連の仕事に就く方、とくに一般消費者への販売・接客を担当される方には専門知識の豊富さもさることながら、いかに分かりやすく説明できるかということが求められて然るべきと思う。自分の話す言葉の中で使用する言葉を、相手も知っていると無意識に思って説明する人は専門家とは言えない。でもどこのパソコン売り場の店員さんもほとんどそうだとおじさんは感じるのですが…。

H16/1

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