冷蔵庫が故障して
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 先日我家の冷蔵庫が故障して、氷が出来なくなった。買い置きしていたアイスクリームも妙に軟らかくなった。購入した家電量販店に連絡すると修理担当の方が来られて、見て頂いたところコンプレッサーの不良で交換が必要だと云う。費用は約5万円程とのこと。買い換えずに修理して使用できるのであれば、そうしようかと思ったが、義兄が某家電メーカーの冷蔵庫事業部にいることを思い出し相談してみた。すると「そんなはずはないから、もう一度よく見てもらうべきだ」とのアドバイスだった。翌々日メーカーの系列会社の方が冷蔵庫下部の空気取り入れ口にたまっていたホコリをきれいに吸い取ってくれて、一件落着。その夜から元通り氷はできるし、アイスクリームも軟らかくならなくなった。かかった費用は約4千円。コンプレッサー廃棄に伴う環境破壊も避けることが出来た。

 それにしても一体何だったんだと思う。取扱説明書を見ると確かにその部分の掃除が必要との記述はあるものの、何故必要かの表記がない。これでは妻に責任を問うのは酷というものだろう。 最初に来られた方に義兄の意見を話すと「私も技術で飯を食っている。だったらメーカーで見てもらってくれ」とのこと。その家電量販店に抗議しようかと思ったが、その方が下請けの場合仕事を失うこともありうると考え自重した。しかし同様のことをいわれた方もあるだろうことを考えると、まだ少し迷う所である。その後冷蔵庫は頗る快調に氷を作っているし、アイスクリームも美味しい。 H14/10

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