朝日新聞の「天声人語」で「四角いスイカ」がデパートで１５，０００円で売られているのを知りました。観賞用であり形を優先したため、味はイマイチだそうです。　そんなスイカを造ったら面白いから売れるだろうという人がいること、それを売るデパートがあること、それを買う人がいるかもしれないこと…何という低劣な発想かという気がしましたし、飢えで苦しむ国の人たちが知ったらどう思うだろうと悲しくなりました。またその労働力・販売スペース等の社会資本は無駄に使われているのではないかと思ったり、そんなことを考えると憂鬱になりました。まして生き残りをかけた生産農家の真剣な対応だったとしたら、「四角いスイカ」はあまりに悲しいことです。真剣に腹を立てている私に「アホチャウカ、ジョークヤンカ。」とさげすむ声が聞こえてきそうですが、これをジョークとして笑えるならば、笑いの質が低下してきたと思わざるを得ません。

　ところで私は讃岐うどんを食べるためのみの目的で高速バスを使い日帰りしようと考えている（実は私は香川県出身）のですが、これはやはりよくない行動なのでしょうか。真剣に悩み始めました。「さぬきうどん巡礼八十八箇所マップ」あります。ご希望の方は御連絡ください。