第一次感想の効果的な書かせ方・生かし方
  吉永幸司・さざなみ国語教室編著
  国語科授業の新展開23 明治図書 1986

さざなみ国語教室で取り組んだ最初の刊行書。「なぜ第一次感想を書かせるか」 「第一次感想の類型」 「第一次感想の効果的な書かせ方」 「第一次感想を生かした学習過程」 「第一次感想を生かした授業の展開」の5章からなる。

「大造じいさんとガン」教材研究と全授業記録
  編集 全国国語教育実践研究会
  実践国語研究 別冊 No.70 明治図書 1987

椋鳩十と「大造爺さんと雁」(阿部真人) 「大造じいさんとガン」の教材の特性と意義(谷口茂雄・森邦博) 表現研究(甲斐睦朗) 語彙表(松川利広) 椋鳩十年譜(今井知春) 全授業の展開と研究(さざなみ国語教室/授業:常諾真教/考察:吉永幸司)

国語科基本的能力の指導体系15  表現 [記述 要点・段落]の指導
  本堂寛 監修/吉永幸司 編
  明治図書 1988

わかりやすい作文、書きたいことがしっかりと書けている作文は、要点がよくまとめられていて、段落が整っている。どの子にも、要点を落とさず書く力、段落の整った文章を書く力を育てることが大切になる。書いている過程で要点や段落の力が身につくように、指導のあり方を示したもの。

国語科基本的能力の指導体系27  理解 [総合 物語文]の指導
  本堂寛 監修/吉永幸司 編
  明治図書 1988

子どもにとって、力のつく授業とはどういう授業かという面と、子どもが勢いづき生き生きと読んでいく学習過程はどうあるべきかという実践する者の願いを大事にし、さらに、その中に、育てるべき基本的能力が育っていくようにするにはどうすればよいかを考えてまとめたもの。

気持ち発問から文章検討発問へ
  吉永幸司 著
  国語教育ブックレット3 明治図書 1992

「教室の子どもたちは、気持ちはと問えば、目を輝かします。気持ちを話題にすれば、授業は盛り上がるし、教師も授業をしたような気になる」。でも、本当に国語の授業はそれでいいのだろうかという疑問に応える本。「表現を読む」 「表現を味わう」 「関連づけながら読む」ことを志向した授業への提案。

「モチモチの木」の教材研究と全授業記録
  編集 全国国語教育実践研究会
  実践国語研究 別冊 No.126 明治図書 1993

「モチモチの木」の教材研究(吉永幸司・谷口茂雄・森邦博) 研究・実践文献解題(常諾真教・高野靖人) 指導についての考え方と指導計画(吉永幸司) 全授業の展開と研究(授業者:吉永幸司) 学習指導案「モチモチの木」試案(さざなみ国語教室)

道徳ノートで育てる子どもの心
  吉永幸司 編著
  新しい道徳授業づくりへの提唱3 明治図書 1995

「せんせい、あのね。……」 「先生、これはナイショだけど……」のような書き出しで子どもは自分の思いを伝えようとします。本書は、書くことへの不安や億劫さを取り除き、書いてよかった(たとえ稚拙でも)、心のうちを聞いてもらえた(授業中発言できなかったが)という思いを抱かせ道徳の時間をより充実したものにする道徳ノートの活用実践事例集です。(カバーの紹介文から)

挑戦・小学生の説明文ディベート
  吉永幸司 序/伊庭郁夫 著
  教室ディベートの新時代12 明治図書 1996

「ディベート」には説明文の要素が含まれている。なぜなら、相手にわかりやすく説明しようとすればするほど、論理的に説明する努力が必要になってくるからである。筋道立てて論理的に考える事柄を相手にわかりやすく伝える力を身につけていく過程が、具体的な実践事例の中で述べられている。

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