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オーストラリア(メルボルン)の旅
2003年12月22~29日

 メルボルン  Melbourne

ビル22日関西国際空港(KIX) 21時25分発のカンタス便(QF374)で、ブリスベンに向かいました。
翌23日の6時55分(現地(東部地域の夏)の時間は日本より2時間進んでいます)到着。入国審査を受けた後、荷物を取って、税関検査(オーストラリアへは食料品は持ち込めませんので、特に気をつけてください)。
国内線の搭乗手続きを済ませて、朝食をゆっくり摂りました。国際線ターミナルから国内線ターミナルに行く電車を待っているときに、事件が起こりました。

「飛行機の出発まで、後10分しかないのですが、国内線ターミナルまで間に合うでしょうか」(英語)と、尋ねられました。お顔を見ると日本人のようでしたので、「Are you japaneise?」「はい」(よかった……私)。
急いで、駅員さんの所に行き、事情を説明して、シドニー行きの出発カウンターに連絡してもらいました。しかし、その時間に出発する飛行機はないとの返事。駅員さんがその方のボーディングパスをみて、ニコ。
その方が出発時間だと思っていたのは、搭乗時間でした。出発時間まで未だ30分あるので、安心してください、とのことでした。国内線ターミナルまで一駅3分でしたので、十分(?)間に合いました。

そこで教訓
搭乗時間(Boarding time)と出発時間(Departure time)に気をつけましょう。
乗り継ぎ時間には余裕を持たせましょう。

私達は、9時50分発QF615便で目的地のメルボルンへ。
メルボルンについてからは、空港からホテル行きのバスに乗りました。ここのホテルバスは、一旦バスターミナルまで行き、そこで各ホテル行きのバスに乗り換える方法のものでした。私達の泊まるホテルに行くお客さんが他にいなかったので、貸切バスのようなものでした。
ホテルに着いてからは、いつものように、ツアーパンフレットを集めて、ホテルの方に食料品等のスーパーの場所と名前をお尋ねしてから、お部屋に入りました。

それからは、いつものように、「買出し」です。
ビル メルボルンは、オーストラリア大陸の南東にあるヴィクトリア州(VICTORIA)の州都です。(オーストラリアの最南端の州は、大陸から離れているタスマニア島のタスマニア州です)
京都のように碁盤の目に整備された街並みを持ち、其処彼処にヴィクトリア様式の建物が近代的な建物と一緒に建ち並ぶ景観を持った風情漂う都市です。オーストラリアは、イギリスからの移民の時代から見ると、歴史的には数百年しか経っていませんが、シドニーに継ぐ第2の都市であるメルボルンは、英国風の街並みが未だ残っている都市と云えると思います。

市内の移動には、Tram(トラム:路面電車)が大変便利です。トラムは環状しており、駅も碁盤の目の角ごとにありますので、行きたいところの近くの通りの駅で降りられますから、何かと便利です。縦・横の関係がありますので、一度乗り換えれば、必ず行けます。
目的の駅に近づいたならば、車内の天井付近に張ってある紐を引けば、次の駅にトラムは止まります。切符は、一回ごとに支払うチケットと、定期券とがありますが、観光用には一日券か一週間券が便利です。

下の写真は、ヴィクトリア調時代の建築物です。

 蒸気機関車に乗るツアーに参加  Puffing Billy Tour

Puffing Billy steam train 着いた翌日(24日)だったので、半日のツアーにしました。ホテルから8時半にピックアップしてもらって、バスターミナル(Departure Point)まで行き、そこで、Puffing Billy Tour のバスに移りました。
最初に、Sherbrook Forest に立ち寄り休憩。ここで、Devonshire Tea とスコーンが出ました。おいしかったよ。この森には、見上げるばかりの背の高い樹(名前は判りません)が、うっそうと茂っています。森林浴で元気が出てきそうでした。深呼吸をして、ボ~としていると、突然インコが頭に止まりました。びっくりして、周りを見ると、ツアーの方達がインコに餌を与えていました。一人の方にお尋ねすると、先ほどの休憩所(Teaをいただいた所)で餌を売っているよ、と教えていただきました。早速、子供に買ってきた餌を渡すと、インコたちが、今度は子供の頭や肩に止まって餌を食べに来ます。野生のインコですから、爪が少し痛いそうです。

バスに揺られて、着いた所が、Blue Dandenongs 。ここから蒸気機関車(Puffing Billy steam train)に乗り込みました。駅員さんに記念撮影をお願いしたら、快く引き受けてくれましたが、機関車が動き出してもカメラを返してくれません。「Oh! No.」と叫ぶと、ニコと笑って、ゆっくり歩いて機関車に追いつき、カメラを返してくれました。皆さん大喜びです。
Puffing Billy steam train
機関車が出発するときには、駅員さんたちは、にこやかに手を振って、見送ってくれました。駅員さんはみなさん御老体でした(失礼)が、お元気で、ユーモアたっぷりでした。

この車両には窓ガラスがありません。大勢の方が窓枠から頭を出したり、窓枠に座って(写真でお分かりになれますでしょうか)景色を堪能していました。沿線では、カメラでこの蒸気機関車を撮影すべく待ち構えている方を3箇所ほどで見かけました。

バスは、蒸気機関車の終点で待ってくれていました。元のバスに乗って、メルボルンに戻りました。(ツアーバスのプレート番号を覚えておくと、いろいろと便利ですよ。上記のような場合とか、休憩時間に忘れ物を取りに行くときとかにね)

 ペンギンパレード見学ツアーに参加  Penguin Parade Tour

Seal Rocks 25日クリスマス。ゆったりとした朝食(いつものように買い出してきた食料品での部屋食です)を摂った後、市内散策に出かけました。セント・パトリックス・カテドラル(St.Patrick's Cathedral)を見学して、フィッロイ公園で鳥達にパンをあげたりして、ホテルに戻り昼食を摂りました。

13時半からのペンギンパレードツアーに参加しました。12時45分にホテルからピックアップしてもらっての出発です。途中で、カンガルーやいろいろな動物達がいるWarrook Homestead に寄りました。ここのafternoon tea は大変おいしかったそうです(参加した方のお話……惜しいことをした ToT)。

さらに、Koala Conservation Center に寄り、コアラ見学。
Phillip Island の海岸沿いの町で夕食を摂りました(自己負担)。通りの角にある白いお家のイタリア料理店はおいしかった(注:ここでしか食べていませんが)。ここの海岸は大変美しく、のんびりできますよ。
さらに、バスに揺られて、Seal Rocksを眺めることが出来る岬へ。Seal Rocksと云うよりも「かもめ島」でした。(上の写真です)
この岬は、大変風の強いところで、写真撮影が困難なぐらい強風が吹き荒れていました。近くのPhillip Island National Park Center でお土産を買って、さらにバスに揺られて、やっとペンギンパレードが見られるSummerland Bay にあるペンギンセンターに着きました。

運転手さんからの注意事項がありました。
ここから、メルボルンまでタクシーで帰ると500A$ 掛かるので、集合時間には絶対に遅れないように。メルボルンに着くのが大変遅くなるので、時間がくれば、出発するから、くれぐれも時間を守ってほしい。

切符
まずは、お土産のフェアリーペンギンのぬいぐるみを買いました。それから、見学場所の選定です。センターの方にお尋ねすると、ペンギンのことなので判らないとのことでした。私達は、左側の右端の方に席を確保しました。(左の写真は、入場券です)

待つこと30分、薄暗い浜辺(時間的には夜の9時を過ぎています)に何やら動くものを見つけました。観覧席から浜辺まで100m程あります。お目当てのペンギンが帰ってきました。が、なかなか上陸しません。浜辺に上がっては又海に戻ります。そうこうしているうちに、やっと一群のペンギン達が上陸を開始しました(仲間が揃うまで待っていてあげていたのでしょうね)。観客席からは歓喜の声が上がります。
ヨチヨチと浜辺からお家に帰るペンギン達は、本当にかわいいです。坂道をヨチヨチと歩いて登ってきます。浜辺から上がってくるたびに観客は移動します。ペンギン達の登る道が違うからです。そうこうしているうちに、帰る時間になりました。しかし、ペンギン達は次から次へと浜に帰ってきています。後ろ髪を引かれる思いで、帰りのバスに乗り込みました。運転手さんの注意が判りました。見ていたら限がありません。時間がどんどん過ぎていきます。

帰りのバスの中では、ほとんどの方が眠っておられました(私も)。バスがホテルの前に着いたのは0時を過ぎていました。お疲れ様でした。

このツアーでの注意点
・寒いので防寒用のもの(衣類・座布団)を持参すること。
・双眼鏡を持って行くこと。浜辺のペンギン達の様子がよく分かります。
・フラッシュ撮影禁止になっていますので、フラッシュを使った写真は絶対に撮らないこと。しっかりと心と眼に焼き付けて帰りましょう。
(この為、かわいらしいペンギン達の写真はありません)

 トラムレストランでの夕食  The Tramcar Restaurant

トラムレストラン 26日はバーゲンの初日でしたので、Myer、David Jones、Target に買い物に出掛けました。
お目当てのものをそれぞれ買って、Targetの横のアジア食堂で昼食を摂って、さらにお買い物の続き。(お買い物の仕方については、こちらをご覧ください

ホテルに戻って、荷物の整理と、休憩。トラムレストランの予約を午後7時に入れてあるので、ゆっくりできました。
夜景を見ながらの晩餐を期待していたのですが、午後7時のメルボルンは左の写真のように昼間とあまり変わらない明るさでした。
私達はイギリスから休暇でやって来られたご家族と同じコンポーネントでした。7時から9時半までのゆったりとした晩餐です。車窓からの景色を眺めながらワインを片手に、のんびりとおいしいお料理をいただきました。

最後に、子供にお土産までいただきました。そこで、すかさず私も
「Please me too,souvenirs.」
「Oh. What do you want.」
「this dinner service set ONLY」
「OH ! NO !」(大きな声で)
「PLEASE !」(負けずに、大声で)
頂けたのは、テーブルに飾ってあったお花でした。「Thank you」

最後まで、大変楽しい晩餐でした。午後9時半といっても、未だ明るいので、街をぶらつきながらホテルに戻りました。

夜景も見ながらの晩餐にするための注意。
日の入りの時間を確認しましょう。

 グランピア国立公園ツアーに参加  Grampians National Park Tour

お花 27日午前8時にホテルからピックアップしてもらって、集合場所(Departure Point)へ。そこで、バスを乗り換えて、グランピア国立公園に向かいました。途中、トイレ休憩を挟んで、バスは走りつづけます。
ゴールドラッシュの街Ballaratで昼食休憩の予定だったそうですが、町中が混んでいたので、そのまま走り続けて、国立公園駐車場の近くで昼食(自費)を摂りました。
Halls Gap、Boroka Lookout 等の展望所からの観光、Jaws Death のBush Walks を楽しんで、McKenzie Creek に到着。ここで、Bush Billy tea をご馳走になりました。その後、McKenzie Falls を見学して、メルボルンに戻りました。途中、昼食を摂り損ねたBallarat で夕食(自費)を摂りました。

ホテルに着いたのは、午後10時でした。
(鳥の撮影に夢中になっていて、観光写真はありません。ごめんなさい)

 クイーン・ヴィクトリア・マーケット  Queen Victoria Market

Queen Victoria Market Queen Victoria Market 28日、朝食後、クイーン・ヴィクトリア・マーケットに買い物に出掛けました。マーケットの営業時間は曜日によって異なります。複雑ですから、行かれる前に確認してください。

野菜・果物・魚貝類・肉類・パンやケーキ・衣類・かばん・敷物・ワイン・雑貨等々、本当にいろいろなものを売っていました。商品ごとに建物が分かれていましたが、数え切れないほどのお店が所狭しと並んでいます。ここで、お友達のお土産を買うと、珍しいものがお安く手に入りますよ。
パン、ケーキ、惣菜と飲み物を買って、市場内で昼食を摂りました。昼食後もお買い物。
今回の旅行でも、ここで、くまさん2人が我が家の仲間入りをしました。
夕食の食材(伊勢えび)を買って一旦ホテルに戻り、また、市内散策に出かけました。

ホテルに戻ってからは、明日が帰国日なので、荷物の整理をして、メルボルン最終日の夕食です。(メニューは、下の写真をご覧ください。クイーン・ヴィクトリア・マーケットで買った伊勢えびと今日までの残り物の夕食です)

29日、いつもの様にゆっくりと朝食を摂った後、フロントでタクシー(日本と違って、荷物を載せるスペースが広い車か、荷物を積む専用の車を後ろに付けている自動車です)を呼んでいただいて、メルボルン空港に行きました。
カンタスQF422便でシドニーに行き、国際線ターミナルにバスで移動して、QF373便で関西国際空港に戻ってきました。

このようは拙速なお話でも、皆様の旅行の何かのお役に立てば幸いです。ありがとうございました。

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