細目

奄美山鴫さわださんちのホームページ、くま、テディベア、鳥、ことり、旅の情報

さわださんちのホームページ

オーストラリア(ブランプトン島・ブリスベン)の旅
2001年 3月16~23日

 ブランプトン島  Brampton Island

今回、初めて、名古屋空港からオーストラリアに向かいました。
名神高速道路を順調に走っていましたところ、途中からダラダラの走りになりました。ある程度時間的な余裕を持って出発しましたので、気分的には落ち着いていて、そのうち走り出すだろうと思ってトロトロと走っていました。5分間に1Km、数百m、数十m、数m、そして、ピクリとも動かなくなってしまいました。30分程は様子見の気分でしたが、だんだんヤバイと思い出してきて、道路地図で迂回路を探しました。ラジオで交通情報を聞くと、事故のようです。1時間ほど経ったでしょうか、少し動き始めました。出口の近くにくると、路肩を走って出口に向かう車が出てきました。しかし、この出口を出たとしても、初めての道なので一般道で目的地まで、飛行機の出発時間に間に合うように行ける自信はありませんでした。高速道路なら、速度的に自由度が高いし、道も分かりやすい。決断です。このまま高速道路を走ることにしました。

トロトロと20分ほど走ると、サービスエリアがありましたので、そこから名古屋空港のカンタスのカウンターに連絡を取ってから、また、走りました。しばらく走ると、急に視界が開けるように、ドドッと走り始めました。高速道路ですから、速度的な自由を十分に活かして、走りました。

名古屋空港のカンタスのカウンターに着いたのは、午後7時30分でした。 連絡をしておいたので、すぐにボーディングパスを発行してくれました。良い席を確保してくれていました。出発ロビーに行くと、搭乗が始まっていました。やれやれ、間に合った。 (^^;)

そこで、教訓。
時間には十二分の余裕を持って出掛けましょう。
高速道路では、スピードを出し過ぎないようにしましょう。

飛行機 3月16日午後8時10分発のQF50便でケアンズに向かいました。空港に向かうための心労の所為かよく眠れました(眠るための良い方法ではありませんがネ)。

翌17日午前4時15分ケアンズに着きました。入国審査を済ませて、出口のすぐ横にある国内線に搭乗する方の荷物を預ける窓口で荷物を預けてから、国内線ターミナル(歩いて5分も掛かりません)に行き、休憩をかねてゆっくりと朝食を取りました。

6時55分発のQF2301便(左の写真の飛行機)でTownsvill 経由でMackayに向かいました。早朝の国内線の為か乗客は軍人さんと日本から娘さんの住むTownsvillに行くというお母さんと私達家族だけでした。Townsvill でお母さんとお別れして、20分ほどの休憩をした後、Mackayに9時前に着きました。

空港 マッカイ(Mackay)に着くとすぐに、お父さんは、いつものようにコーヒーショップで1杯引っ掛けて目を覚ましてから、マッカイ空港の周りをうろうろして小鳥を追いかけまわしました。いろいろな小鳥がいましたよ。非常に鮮やかな黄色の小鳥がね。(家族の方には迷惑ですがね。 (^^::) 家族の方は、もう、あきらめているようですが)

空港内にある「ブランプトン島行きの方はここでお待ちください」と云う看板の処へ行くと、受付のかわいらしい女性がにこやかにチケットを確認して、「港まではバスで案内するので、暫く待ってください」とのこと。荷物をその受付の人に預けて、空港内を見学しているうちうに、20人ほどの人が集まってきました。

ブランプトン島はマッカイ(Mackay)沖およそ30Kmにある小さな島で、昔はココナッツ農場だったそうです。島内には小高い山もありますので、海での遊びと、山遊びの両方を一度に楽しめます。宿泊代金には、レジャー道具代と3食分(朝・昼・晩)の食事代を含んでいましたので、お財布なしで気軽に遊べます。

船 11時半の船でブランプトン島に向かいました。風の所為か、船のスピードの所為か結構揺れました。12時45分、目的地ブランプトン島に着きました。
船着場からは、機関車で、ホテルで云うフロントまで行きました。注意事項(ここは国立公園です)とお願い(孤島なので水の浪費をしないように。いろいろなイベントがあるよ等)の説明の後、全員揃ってぞろぞろと宿泊施設(別荘、言い方によってはバンガロー)に行き、名前を呼ばれて、指定の別荘(独立の棟)に入りました。
日本の別荘と同じですが、湯船がありません(シャワーだけのお風呂)が、それ以外は、快適でした(アリさんが室内をうろうろしていましたがネ)。

島での生活は、ゆ~った~り~と、流れます。
朝起きると、まず、食堂に行き朝食を取ります。ビュッフェ形式ですから、好きなものを好きなだけいただけます。テーブルの横には、上左のようなオウムがやって来て、食事の催促をします。食べ物を与えないでください、と注意書きがありました。

朝食後は、海で遊ぶか、プールで泳ぐか、森にバードウォッチングに行くか、或いは、上中の写真のように、ハンモックでゆっくりするか、して過ごします。多くの方は、海辺やプールサイドに置いてある椅子に寝そべって、本を読んでおられました。

お昼になると、食堂に行き昼食を取ります。昼食後は、昼寝をするか、遊ぶかです。引き潮になるとカーライル島まで歩いて行けるので、リーフ・ウォークができました。

オオトカゲ 暗くなると、部屋に戻って、ゲームをしました。夕食時間になると、食堂に行きます。夕食は日によっていろいろと趣向を凝らしていました。浜辺でのQ.Q.B.とか、アラカルトの食事とか1週間滞在しても飽きがこないようにしているようです。

夕食後は、スターウォッチング。海の真中の小さな島ですから、宿泊施設の灯りが届かない浜辺で寝転べば夜空一面満天の星々です。

オプションも豊富に用意されているので、利用すると楽しみが倍増しますよ。
国立公園だけあって、島のここ彼処に野生動物(カンガルー、オオコウモリ、トカゲ(左上の写真で、体長1.5m位ありました)、小鳥等)が棲んでいました。

海 この浜辺を私達家族3人と若いご夫妻の5人で独占して遊んでいました。
本当にきれいなマリンブルーの海を見ていると、自然と泳ぎたくなるものです。つい、何も考えずに泳いでしまいました、カメラと一緒に・・・(^^;)。実は、さわださんちのお父さんは泳げないのです。
私は楽しかったのですが、カメラは悲惨なことになりました。せっかく撮ったきれいな景色などの写真が、全て水の泡に・・・(T_T)。このページの写真は、すべてムービーのコマから取ったものです。

海に入るときは、準備運動と持ち物の点検をお忘れなく。

飛行機 楽しい3日間を過ごして、20日に飛行機で、マッカイに戻りました。飛行時間は20分ほどでしたが、すばらしい景色の中を飛んで行きました。
マッカイからは、11時10分発のQF873便でブリスベンに12時45分に着きました。空港からはバスでホテルまでいきました。

 ブリスベン  Brisbane

市庁舎 ブリスベンは、南回帰線の少し南側にあり、温暖な気候で一年中緑が映える美しい都市です。シティホール(City Hall)を中心とした一角は、シティと呼ばれて、近代的なビルが建ち並ぶ街の中心地です。そのシティホールはネオ・クラシックな建物ですが、周りと調和して重厚さを増していました。最上階は時計台になっています。

シティーの南側をブリスベン川が蛇行しています。川の向こう側には、博物館やサウス・バンク・パークランズ(South Bank Parklands)があります。

市内散策に出掛けました。シティーホールの前は憩いの場所になっていました。内に入り、エレベータ(大分旧式でした)で時計台に登りました。時計台は、さながら展望台のようで、360度ぐるりと周ることができ、市内を見回すには絶好の場所です。
建物内は、重厚な造りで落ち着いた雰囲気を醸しだしていました。

トカゲ 21日は、ブリスベン川を渡った処にあるクィーンズランド博物館(Queensland Museum)に行きました。 自然史博物館です。
いろいろな動物の生態系が分かりやすく展示されていました。コアラが柱に掴まっていたり、剥製の動物達が通路にさりげなく置かれていたりしています。動物好きの方なら一日中居ても飽きがこない処です。
お土産屋さんでは、いろいろなものが売っていました。いつものように、小鳥の本と置物を買いました。

クィーンズランド博物館を出て、ブリスベン川の川沿いに在るサウス・バンク・パークランズに向かいました。途中、孔子廟(?)があり、周りの緑の中に小鳥やトカゲがのんびりとしていました。
この遊歩道はジョギングに適しているのか大勢の人が走っておられました。道沿いの食堂で昼食を摂ってから公園に行きました。公園にはプール(池)があり、そこで泳ぎました。このプールの周りの砂地にゴロリと横になり日光浴をしている方が10人程おられました。ここのプールの方が、ブランプトン島の浜辺よりも大勢の人が泳いでおられました。

 ローン・パイン・コアラ保護区 (Lone Pine Koala Sanctuary)

Lone Pine Koala Sanctuaryコアラ 22日は、ローン・パイン・コアラ保護区(Lone Pine Koala Sanctuary)に行きました。
ツアーで行くよりも個人で行かれる方が絶対にいいですよ。バスはシティーのバスセンターから直通便がありますので、乗り換えなしで行けます。帰る時間も気にせずに存分に堪能できますから、個人で市内バスを利用して行ってみてください。

ワラビー園内では、コアラを抱いて写真が撮れます。(カメラは海の中……T_T)
カンガルーやエミューに直接餌をあげることができます。

船帰りは船でブリスベンまで戻りました。予約なしで乗れました。ブリスベン川のクルージングです。
川沿いのお家には、船着場があり、船が繋留してあるお家がたくさんありました。船内放送で周りの景色の説明があります。オオコウモリのねぐらだという森も案内してくれましたが、オオコウモリを双眼鏡では確認できませんでした。

ビクトリア橋( Victoria Bridge 博物館に行くときに渡った橋)の近くに着きましたので、市内散策をしながらホテルに戻りました。
今夜が最後の夕食になるので、いつものように残り物整理の夕食でした。(?の方は、こちらをご覧ください。

23日、ブリスベン発7時35分QF608便でケアンズ(9時50分着)に着き、国内線ターミナルから歩いて5分の国際線ターミナルに移り、出国検査を受けて、12時15分発QF59便で名古屋に18時半に戻ってきました。

グレート・バリア・リーフに点在する小さな島(できましたら、日本ではあまり紹介されていない島)に行かれたならば、素晴らしい休日を過ごせること、確実です。と思います。たぶん・・・。

いつものように、拙速なものになってしまいましたが、皆様の何かのお役に立てば、幸いです。
ありがとうございました。

海外旅行の目次に戻る