京都さらとが オリジナルハンドメイドルアー

イナリゼロ

川の中に立ってみて、思うことがある。池の上に浮いてみて、気付くことがある。地球上に生まれ出でた同じ生命体として同じ空間と時間において感じることを「梵」とするならば、 どんなことが私を釣りへと掻き立てるのだろう。どんなことが彼らを捕食へと駆り立てるのだろう。この妄想が一致する瞬間を求めて私は釣りをする。 エキサイティングな瞬間は非日常である。そして同じ刹那を消化する存在として、同じ意識を持つものでもない。 しかし、無限にあるように見える意識も同一ベクトルを指すことも接触することもある。さらに非日常とは非現実ではないのだ。 それだからこそ、別個の生命体の意識が大いなる「梵」の中でランダムにリンクされ、さらに適時にマウスクリックされた状態に興奮を覚えるのだ。 しかも偶然とは正反対にあり、「梵」と「我」の参照整合性が取れ、さらに比較結果が0の値を返しているということに最高の喜びを感じるわけだ。

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