r2 プロフィール

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いつも自然体であること、それが「梵我一如」

川の中に立ってみて、思うことがある。池の上に浮いてみて、気付くことがある。地球上に生まれ出でた同じ生命体として同じ空間と時間において感じることを「梵」とするならば、 どんなことが私を釣りへと掻き立てるのだろう。どんなことが彼らを捕食へと駆り立てるのだろう。この妄想が一致する瞬間を求めて私は釣りをする。 エキサイティングな瞬間は非日常である。そして同じ刹那を消化する存在として、同じ意識を持つものでもない。 しかし、無限にあるように見える意識も同一ベクトルを指すことも接触することもある。さらに非日常とは非現実ではないのだ。 それだからこそ、別個の生命体の意識が大いなる「梵」の中でランダムにリンクされ、さらに適時にマウスクリックされた状態に興奮を覚えるのだ。 しかも偶然とは正反対にあり、「梵」と「我」の参照整合性が取れ、さらに比較結果が0の値を返しているということに最高の喜びを感じるわけだ。

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ハンドメイドルアー Saratoga KYOTO クラフトマン : ヘンドリー・r2・ミッシェル

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雑誌 陽気なブラックバスはサイエンスフィッシング



オリジナルギター

1970年代後半、マンガ「釣りキチ三平」に影響されルアーフィッシングなるものを始める。 その頃、手にした1冊の雑誌。「陽気なブラックバスはサイエンスフィッシング」
これに載っていたポッパーを作ってみたが、何故か沈んでいった。それが初めての自作ルアー。 それでも諦めずに2作目に挑戦を挑む。今度は「関西の釣り」に載っていたクランクベイトを作ってみた。 コイツも浮くことなく頭から沈んでいった。なのに・・・雷魚が釣れてしまった!これがハンドメイドルアーへの入口だった。

高校卒業後、エレキギターのクラフトマンとして多くの作品を作製。この頃に木工や塗装の技術を身につける。 また高校2年生の時に結成したバンド、ハードコアポルノロック「市★民」のベーシストとして 80年代のアンダーグラウンド・インディーズロックシーンを謳歌、88年にはバンドの練習やツアーの時間を作るために大学へ進学する。 大学在学中は、バンド生活以外の余った時間のほとんどを琵琶バス釣りで過ごす。90年CDシングル「市★民」発売。 90年91年と内田裕也氏プレゼンツ「オールナイトロックフェス」出演。91年春、映画「魚からダイオキシン」の出演を拒否、 「自分が自分らしくワガママに生きることができない」ことを理由に脱退。

その頃ハンドメイドルアーは、アメリカンルアーのコピーを「同じ動き、同じ釣果」を目指して作製していたが、ブラックバスのリバーフィッシングに目覚めると共に リアル系のオリジナルハンドメイドルアーに目覚めることになる。

その後、カトウクラフト「ネイティブ」の門を叩き、ハンドメイドルアーの初歩からを習得させていただく。そして 加藤氏の指導のもと、2006年10月 「競泳行進曲」と「円花小町」を発売。その後、「ロンドンブリッジ」「ラヴW」を発売し、現在に至る。

想像することと具現化すること

木工作業が大好きである。カラーリングが大好きである。ルアーフィッシングが大好きである。 想像することが大好きである。綺麗なものが大好きである。冒険が大好きである。これを形にするとルアーになった。 私の欲求はどこまでも続く。だからどこまでもサラトガのルアーは生まれ続ける。 ただし納得のできるボーダーラインは、いつも自分の限界ライン。そんなルアーたちだからこそ、みなさまに魅力を感じてもらえると思う。 素材1つにしても塗料の種類であってもこだわりは忘れない。

その手で触ってその手で見て欲しい。そして作る作業を想像してみてほしい。
きっと気に入ってもらえる一品に出会えるはずです。

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