週末恒例・大人の五体投地

2002年7月21日(日) 「生理中の行為、或いは中出し」


生理の直前、より正確には排卵期にある女性は、往々にしてシタクなる、と言われる。

これは生物学的見地からも正しく、実に理に適っていると言えよう。

ただ単純に欲情する、というだけではなく、

子孫を残すべく我々の体内の一つ一つの細胞が、ミトコンドリアが、遺伝子が、DNAが、

それこそ一斉にざわめきだすのである。

そのピークは、多少個体によって差異があるが、

概ね、生理の始まる4、5日前にやってくるようである。

その機会に見事交尾することができれば願ったり叶ったりなのであろうが、

言うまでもなくそれは、もっとも妊娠する可能性の高い交尾となる。


ではもっとも妊娠する率の低い時期はいつか?

はっきり申し上げてそのような時期はない。

ただ、あくまでも確率的に言うのならばそれは「生理期間中」ということになる。

詳しい解説は省くが、生理期間中は受精しなかった卵子が体外に排出される時期であり、

多くの場合、次回のための排卵には至っていない。

その時期であれば俗に言う「中出し」を行っても妊娠する率は比較的、

あくまでも比較的に低くなる、と言われている。


かく申す3太郎も中出し、ダイスキだ。

かつては嫁もいたんだからいいじゃないか。

その中には生理真っ只中の行為もあった。


生理期間中の女性というのはやはりデリケートに接する必要がある。

シーツや布団を汚したらどうしよう、という女性の緊張を解きほぐすため

タオルやなんやかやをコレデモカ、と敷き詰めてコトにいたる。

…幸いなのはあまり「濡らす」手間がかからないと言うことであろうか?

ただ、女性は前述のように緊張していることが多く、

ヒモの結び目を解くようにいつもよりゆっくりゆっくり高めていく。

彼女の○♀△はすでに★×●◇。そしてワタクシの¥♪$はすでに♂だ。

彼女はうっすらと目を開けアゴを高く上げ「ああ、もう、★△☆●◎#&!!」

(中略)

彼女の中にこれまたゆっくりゆっくりと入っていく。

心なしかいつもと違う感触に包まれるのが興味深い。

突いちゃいけない、突いちゃいけない。

この時期の女性はデリケートだ。

下手に強く突くと子宮の粘膜が傷つく恐れもある。

入り口すぐや、中ほどちょい奥目の壁をめがけ、丁寧にこすりつける。

それでも時々顔をしかめる彼女。

突きすぎたか?…いやそうでもないようだ。

反応を見ながら徐々に徐々に振幅を大きく。

さあ、いよいよフィニッシュだ。

先ほどから申し上げているよう、生理中だから、中で…というのは性急だ。

たしかに一般論では安全、とされているが誰も責任はとらない。

男性諸氏。

ココでいったん踏みとどまって、右見て左見てもう一度右を見て。

自らと彼女の現状や環境をもう一度良く鑑みて慎重に着地場所を選んでいただきたい。


しかし、中出しはいい。

本当に一体感を得られるような手ごたえがある。

熱湯のような熱いモノが彼女の中に広がり自分もそれに包まれていく感覚。

これぞ交尾の醍醐味であると言えよう。


だが意に反して思ったほど彼女は良くなかったようだ。

「やっぱり気になっちゃって…」

そういうものだ。

やはり普通に出来るときに、無理をせず、充分リラックスして自然にコトに及ぶ。

これこそが交尾の王道なのである。

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