週末恒例・大人の五体投地

2002年3月31日(日) 「メンのお味」


今日のお話はメンはメンでも「ザーメン」について。

精液の味は人によって違う、らしい。

苦い、しょっぱい、また曰く、甘い。


視点を変えて、口にするものとして見れば。

そこにはやはり人によって「好き嫌い」があるようだ。


例えば前嫁には「苦い苦い」の一点張りでとにかく拒まれた。
それは、関係が良好なときでさえそうだった。

前嫁曰く「ノドに来る。ウエェッとなるくらい、刺激がある」らしく、

最初の一回以来、何かの弾みでもないかぎり、滅多にその機会には恵まれなかった。


しかし、かつてのある女性にはそれは「甘い」らしかった。

もちろん少し苦味はあるものの、全体的には甘くて「嫌いではない」と言っていた。


自分の精液はさすがに口にする気にはなれない。
もちろん、他の男性のもだが。

はっきり言って「汚い」とすら思う。

開高健がその著書の中で「顔に精液をかけられたような汚穢感」という表現を使っている。

まさにそれ。

自分の体から出たものは、他人のそれと比べてそれほど汚いとは感じない。

しかし、こと精液に限って見れば、他人の汚物同様に、汚い、と感じてしまう。


汚いと感じるものを人様にお飲みいただくのは、人倫にもとるかもしれないが。

行き着くところは精神的なものになるのだろう。


好きな人のモノならば、なんでもどこでも大丈夫。

つまるところ、そういうことなのではないだろうか?

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