足の指の間が痒くなる心意気
2003年11月14日(金)「お役所仕事」 |
妊娠8ヶ月の妻・わんこ。引っ越しに伴って病院を替えるべく、新居近くの産院捜し。結局いわゆる市民病院へ。しかし検査が大変だったらしい。 「超音波検査は4階の1番窓口へ行って下さい」 「次の尿検査は3階の5番窓口です」 「血液検査は2階の3番です」 「あと問診ね。1階6番ね」 妊婦をこれだけあちこち平気で引きずり回すのだから、さすが公立病院の仕事はお役所仕事と言わざるを得ない。 病院ならまだしも、食堂経営に市役所が乗り出したらもっと恐ろしいことに。 「ご飯は4階の1番窓口へ行って下さい」 「大盛りはこの書類に記入して提出して下さい」 「みそ汁は3階の5番窓口です」 「おかずは2階の3番です」 「お茶? 7階6番ね」 ……不合理きわまる。飯が冷める。サービスの分業化はそれを提供する側の「効率化」のみを考える勝手な理屈でしかないのである。 |