足の指の間が痒くなる心意気
2003年11月22日(土)「家なき子」 |
この住み慣れた部屋も売却手続きを全て終え、あとは引っ越すばかり。その引っ越しの日取りは25日と決まって只今急ピッチで荷造り中。我が家は段ボールハウスと化している。 ところが遅々として進まないことが一つ。とても大きな壁が行く手を塞いでいた。新居購入のための住宅ローンがなかなか承認されない。このまま承認されないとどうなるかというと、家は売れたものの新居は手に入らない、つまり「家なき子」、平たく言えばホームレスという状態になってしまうのだ。 細かいことを言えばボクの持病の喘息のために「団体信用保険」という死亡時に住宅ローンを完済するための保険の審査が不受理となったのである。 引っ越し業者は25日にやってくる。もう代金は支払った。日延べも違約金、トラックの都合などで不可能だ。第一この部屋の引き渡し日程は、もう契約上動かせない。とりあえず引っ越しだけはするしかなさそうだ。 こうなったら引っ越し先はどこかの公園か高速道路の下あたりにしてもらって、そこに家財道具一式を積み降ろしてしばらく世にも珍しい「物持ちホームレス」として暮らしてみるのもまた一興かも知れない。なんてお気楽なことを言いつつも、実はかなり焦ってる。ああ、どうなることやら……。 |