足の指の間が痒くなる心意気
2003年9月16日(火)「優勝が招く関西人の滅亡」 |
やっと決まった! ……と同時に阪神ファンの第二の聖地、道頓堀はエライ騒ぎのようで。帰りの電車も休日にしてはガラガラ。関西人はこぞって道頓堀にダイブに行ってしまった。きっと大阪府民800万プラス兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀の近畿2府4県から総勢1,500万人はダイブしているのではないか? 道頓堀川があふれて周辺の商店街は床上浸水しているとの噂も。 星野監督も「ダイブはやめろ」と再三言っていたにもかかわらず、この体たらく。さすが、と言っていいものかどうかわからないが、やっぱり日本のフーリガン、阪神ファンの面目躍如である。 しかし、道頓堀川は大阪市内のど真ん中を流れるというか澱んでいる河川である。美しいはずがない。ゴミがどうとか自転車が沈んでるとかの問題ではない。糞便性大腸菌は遊泳禁止となる基準値の5倍。ダイオキシンは環境基準の2倍、鉛や亜鉛、水銀などの重金属がたっぷり入ったヘドロが、多いところでは1mも積もりに積もっている。 このヘドロが飛び込みによる巻き上がりで川面にドンドン上がってくる。大腸菌たっぷりの水を飲み、重金属やダイオキシンなど毒物が口と言わず粘膜や皮膚からも体内に浸入する。毒水だ。毒水ダイブだ。ハッキリ言って自殺行為。 今飛び込んでいる若者が、大人になって子どもを作る。さあ、どうなるか。恐ろしい結果は目に見えている。阪神の優勝が招く、関西人の滅亡。こんな騒ぎになる前に、当局は道頓堀川にサメとかワニとかピラニアでも放しておくべきだったのではないか? |