足の指の間が痒くなる心意気
2002年12月29日(日)「オスとして見られる」〜日曜日の恋愛論 |
結婚します、と公言してから、何だか妙にモテるようになった気がする。周りの女の子達が気軽に話しかけてきてくれて、オッチャンは今非常にハッピーである。 中には恋愛相談を持ちかけてくる娘(こ)もいて、大変興味深い。結婚する、と言わなければこうはならなかっただろう。 要するに彼女たちはワタクシに対する警戒心を解いたのだ。独身の男性に対して、世の女性達は一様にまず警戒するように思われる。それはコチラにとっても相手にとっても恋愛対象になり得るから、と言うことであり、簡単にそうはなるまい、と言う防衛本能からまず警戒センサーが働くのであろう。 つまり、ワタクシは、彼女たちの恋愛対象から外れてしまったのだ。いったん結婚してしまうと、もう男として、いや、オスとしては見られなくなってしまうのだろうか。きょうびワイドショーや週刊誌には毎日のように「不倫」の文字が踊っているというのに。ワタクシだってそうならないとも限らない、とはこれっぽちも想像してくれない、と言うのか? ……全然ハッピーじゃない。 恋愛に欠かせないモノの一つに、想像力というモノがあるのを忘れてはイケナイ。想像力がある限り、いつでも誰とでもどこででも、すぐに恋に落ちることが可能なのだ。例え相手が妻子持ちでも、夫や姑や家庭があっても。一瞬にして恋は芽生えるのだ。 さあ、想像力を駆使して、結婚しようがしまいが恋愛対象として見ておくれ! そして以前のように警戒心丸出しで話しかけないでおくれ! ……やっぱりハッピーじゃない。 |