足の指の間が痒くなる心意気
2002年12月26日(木)「ハイ!」 |
クリスマスも終わったばかりだというのに、隣の ほんの2,3分の間ではあったが、窓越しに聞こえる隣家のお子さまの泣き声を、苛立たしさと懐かしさの混じった感情で聞くとも無しに聞いていた。お。母親が出てきたようだ。やれやれ。 母「もうせぇへんか?」 子「うわーんうわーん」 母「泣いとったらわからへんでしょ?!」 子「うわーんうわーん。ぐしゅんぐしゅん」 母「返事は!?」 子「えっぐえぐえっぐ…はい」 母「もうしません、は?」 子「…もう、しませ、えっく、ん」 母「もうこんなことしたらあかんよ? わかった?!」 子「…はい」 母「わかりましたか?」 子「はい!」 母「よし、もう、入っといで」 子「うわーんうわーん」 学校の先生ってこういう叱り方をよくする。 先生「わかりましたか?」 児童「はい」 先生「わかりましたか!?」 児童「はい!!」 これって絶対わかってない。「わかりましたか?」に条件反射で「はい」って言ってるだけ。大勢の子ども達に一人で立ち向かうんだから仕方ないと言やぁ、仕方ないけど。 先の母親も同様。こう言えば子どもは「はい」と言うのが判ってるから、そう言わせるように問いを重ねてる。ゆとりのある教育だとか何とか言ってるけど、まずは親や先生に子どもの話を聞くゆとりがないんだなぁ。 これから先、ワタクシも親になっていくことになるのだろうけど、心にゆとりを持った子育てをしたいモノだ。とりあえずお腹周りにゆとりを持ってるだけじゃいかんな。 |