足の指の間が痒くなる心意気

2002年11月12日(火) 「留守番電話」

 家に帰ると留守番電話のランプがぴこぴこ。わんこか、二ヶ月払ってない新聞屋か、はたまた。念のために申し上げておくが、新聞代を払っていないのは決してカネがないのではない。ワタクシのいる時間に来ようとしない新聞屋よ、悪いのはあなたなのだ。

 そんなことはさておいて、早速留守録を再生。

ピーッ
「……Hey...Hey,George? We've Just arrived in Osaka. I'll wait till your meeting...マッテマース…」
ガチャ、ガチャガチャ…プーッ、プーッープーッ
ゴゴハチジジュウロップン、デス。ピーッ!

 だいたいそんなことを言ってるような感じだ。関空だか新大阪だかで途方に暮れてる外国人初老男性の姿が目に浮かぶ。とは言うものの。いったいワタクシにどないせぇというのか。ジョージって誰やねん。ワタクシか? ワタクシがジョージなのか? そんな…まさか!

 うわぁ。気になる気になる。外国からのお客様がどうなったのか大変気になる。“George”がそのままの外国人男性の名前なのか、例えば「譲二」なのか「情事」なのかすら定かではない。最後の「…マッテマース」という唐突なカタコトの日本語が妙に生々しく耳に残る。迎えに行くべきか? 首に「Gerge Here!」とかでかい看板を下げて。でも、どこへ? 嗚呼、外国からのお客様は無事にジョージ君と出会えたのだろうか?

 そのあとしばらく電話に出るのが怖かったことは言うまでもない。新聞屋ならなおさらである。

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