足の指の間が痒くなる心意気
2002年10月23日(水) 「結婚の報告」 |
久しぶりに職場の飲み会があった。この席でこの日までナイショにしていた、来年2月のわんことの結婚を、同僚、上司に発表した。 「おおおおおっ! やったなぁ、おめでとう!」 「祝いは、前したから今回はええやろ? な?」 「よっしゃ、今日は飲むど!」(あんた、いつもやがな) 反応の多くは「知らなかった。ビックリしたけど、とにかくめでたい!」という感じであったが、中に一人だけ全く違う反応を示した先輩がいた。 「俺は、知ってたで」 「え…? 知ってはったんですか?」 「ああ。知ってたで。ニヤニヤ(・∀・)」 「ど、どこで知ったんです?」 「見たんや。この目でな」 「えええっ? どこで?」 「この夏、プール行ったやろ?」 「あ。ええ、枚方の。遊園地のプール、ですか?」 「そうそう」 「行ってはったんですか? 先輩も?」 「そうそうそう」 「でも、あんな人混みの中で、よく見つけられましたね?」 「うん。プールって、一時間にいっぺん、休憩時間があるやろ?」 「ええ」 「で、ラジオ体操の音楽がかかるやろ?」 「ええ。そうですね」 「ふつう、そんなん皆休憩して、体操なんかせぇへんやん」 「そう、ですね…」 「せやけどな。なーんかアホなカップルが一生懸命ラジオ体操しとんねん」 「………」 「よ〜ぅ見たらな、キミらやってん(笑)(笑)(笑)」 「………」 「そん時な『こらぁ、タダの仲ではない』とピーンときたんや。こう、ピーンと」 「…ピーン、と?」 「そうそう、ピーン、と」 みなさん、プールでラジオ体操するときは、どうぞこっそりして下さい。誰に見られてるか、判ったモンじゃありませんよ。 |