足の指の間が痒くなる心意気

2002年3月27日(水) 「花散らしの雨に」


「世の中にたえて桜のなかりせば 春のこころはのどけからまし」  在原業平
(もし世の中に桜の花が絶えてなかったとしたら、春を過ごす気分はもっとのどかで穏やかだったろう)
=桜は咲いたか、昨夜の風に散ってはいないか。それほど春は桜のことが気になって落ち着かないものなのだ



明日は花見。

京都東山・丸山公園の枝垂桜を観にいくつもりです。

どうも雨模様で風も強いと言う予報ですが、うまく雲間を縫って、

花見弁当でも買って、久しぶりに彼女と

鴨川でへたり込んでやろうかと思っています。

そして、来年の桜も一緒に見れたらいいね、と。

誰言うともなくつぶやいてみようか。

そんなことを少しニヤニヤしながら考えています。


彼女もこの4月からいよいよ社会人。

相変わらずののほほんぶりで一向に緊張感がないようですが、

それがなんだか頼もしく感じられないこともありません。

逆にワタクシのほうが、社会へ出た後の彼女がどう変わっていくのか、と。

一抹の不安を覚えています。





できれば、ずっと。

このまま…

かわらずに…


かなうのならば、今年の花はこのまま咲ききらずにいて欲しい。

逆にそんなことすら少し戸惑いながら考えています。

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