足の指の間が痒くなる心意気

2002年3月12日(火) 「白鳥の湖」

ご存知のように彼女とワタクシは9つ違い。
念のため、ワタクシが年上です。

その彼女が今春、大学を卒業します。

といっても、彼女は一度大学を卒業して、学士編入でプラス2年間。

それまでとは別の大学で勉強してました。

そして都合6年間の大学生活を終え、
ワタクシが7年だったので、いい勝負をしました。え?違いますか?

4月からの就職も無事決まり、

もうあと1週間ほどで卒業式を迎えます。


いままで書き散らしてきたように、

ワタクシと彼女は非常にまったりのんびりとした付き合いを重ねて

早や、3年と半年を迎えようとしています。


ワタクシはちなみにバツイチです。

ちょうど今の彼女と付き合い始める直前でした。

8ヶ月の別居生活の末、前の嫁はんとの離婚届に判をついたのは。


以来3年半。

彼女の両親の反対も克服し、今のところ順調です。

まったりのんびりとゴロ寝のカップルとして過ごしてきました。


しかし、それは表面だけ。

水面下では必死の工作が続いています。

ウチの両親との第2回会食の日取りを画策し。

向こうの両親との同じく第2回目の会食の計画を急かし。

友人たちと会う機会には出来るだけ同伴し。

毎晩の電話は無論のこと。

ことあるたびに打つケイタイでのメール。

時折、節目で出す葉書や手紙。


好きだから、だけでは出来ません。

もちろん、好きだからこそ出来るのです。

しかし、もう一つ。

ワタクシには大きな力が必要です。

そう、打算です。

ワタクシにはアトがありません。

崖っぷちです。

徳俵一枚残して爪先立ちする力士のようです。

要するにコレを逃すと、一生独身かも。

そう思うといかなる手段を用いてでも…

そう思わざるを得ない。


だから。

優雅にまったりとした恋愛をしているようでも。

水面下では滑稽なくらい、足をばたつかせている。

そんな「白鳥の湖」なのです。


4月からはいよいよ、第2幕が始まります。

彼女が社会の海に出て、この先どうなるか?

表面は何も変わらないかもしれません。

しかし反面、ますますその足掻きは、醜いくらいに激しくなることでしょう。

とりあえず。

今日はホワイトデーをかねて、卒業祝いもかねて。

ウマいもんでもたらふく食わしてあげよう。



…もちろん勘定は。

ツケとくからね。

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片言隻句

白鳥は 水からあがれば 短足だ

かく言う私も 脱いだらヤヴァい
網さま


よちよち歩きが これまた可愛い
まうまうさま

一生水から 出られないかも  3太郎
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