足の指の間が痒くなる心意気
| 2002年3月6日(水) 「本当の戦い」 前後の休みと入院を含めて、昨日まで9日間の休みだった。 退屈だった。 テレビを見ることと本を読むことと、寝ることと。 これでシチュエーションが海辺のリゾートホテルなどであれば まったく有意義な9日間だったのであろうが… 病院のベッドの上。 病名はゼンソク。 ヒマだとてタバコなどにも手を出すわけにもいかない。 吸おうとしたってノドが受け付けないのだが… そして今日、いよいよ職場に復帰した。 ウチの職場は進んでいない。むしろ遅れている。 分煙だとか、喫煙コーナーだとか、まったく影も形もない。 後ろの席で、向こうの席で、タバコの煙が立ちこめる。 にわかに禁煙を志して未だ10日足らず。 今日を乗り切らなければまた咳き込む日々に逆戻りである。 コレからが本当の戦いだ。 久しぶりに座ったデスク。 右手の一番上の引き出しを開ける。 封を切って2,3本しか吸っていない、ほぼまっさらのラッキーストライクが一つ。 まずコイツをどうにかしなければ。 A.コレを吸い切ってから禁煙する イカンイカン、そんな甘いことじゃイカンのだ! B.捨てる ダメダダメダ。きっとゴミ箱から拾い出してトイレで吸うに決まっている。 C.人にあげる ソウダソウダ。そうしておけば、簡単には手も出せまい。ソウシヨウったらソウシヨウ。 後ろの席の先輩におもむろにタバコを差し出す。 「お。悪いねぇ。いいの?」 「ええ、どうぞ、吸ってください。ワタシにはもう、必要のないものなのです」 …こうして恩を売っておけば、いざと言うとき「もらいタバコ」も、しやすかろう… Σ( ̄口 ̄;)ハッ!ナニを考えているのだ! 一瞬頭の中によぎったヨコシマな考えを振り払い。 アメをねぶる。 ガムをかむ。 またアメをねぶる。 コーヒーを飲む。 アメをねぶる… もうひとつアメを… なんて長い一日… これから先、こんなに長い一日が毎日毎日繰り返されるのだろうか… やっぱりニコレット…か…
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| 片言隻句 タバコ吸う 他人の煙 見とれてる トロンとした目に びくつく周囲 まうまうさま そこで一服 すべて水泡(´Д`) ラキさま 指くわえつつ 目はうつろ 3太郎 |