2002年2月9日(土) 「かんと煮き」
また寒くなるそうです。
せっかく温くなってきたのにねぇ。
でも、寒くなるのが嬉しくもあります。
それは先日「かんと煮き」(おでん)を炊いたからです。
1.鍋に水を張り、昆布を入れ、火にかける。
2.酒、砂糖、しょう油で簡単に味を付け、
3.牛すじ肉(かたまり)を入れる。(いいダシが出るんです、これがまた)
4.大根を入れる。(鍋底♪鍋底♪鍋底大根♪)
5.タコ、厚揚げ、ちくわ、ゴボ天、ゆで卵、こんにゃく、ジャガイモ…などをぶち込みます。
…「5.」まで進んだところで予定していた鍋があふれそうになりました。
あわててカレーやパスタを作る際に用いている寸胴を取り出し、鍋から移し替えます。
6.引き続き材料を入れ続け、再度味を調えます。
高さ30数センチの寸胴鍋の口すれすれいっぱいまで具があふれかえっています。
7.とろ火に押さえ、煮込みます。
もちろんその日に食べる、などというお馬鹿なことはいたしません。
その日は寝るまで、水を足しつつ、沸き立たせないようじっくりじっくり煮込みます。
2日目…
目が覚めてから出勤まで再びとろ火で煮込む。
帰ってきてから再び煮込む。
思わず夕食に食べたくなる衝動を抑え、今日も我慢…
3日目…
昨日と同じく、 目が覚めてから出勤まで再びとろ火で煮込む。
帰ってきてから再び煮込む。
今日はもう我慢できない!
これだけ待ったんだ!
も、も、も、もういいだろ?
今日こそは、君をいただいちゃうぞ。いいだろ、ベイベー。
8.最後の切り札「餅きんちゃく」を静かに浮かべます。
後は静かに待つばかり…
…さあ。そろそろ餅が程よく溶けてきたようです。
からしをしぼって、と…
では、いただきま〜す!
おお、牛すじがとろとろ!
大根も味がしゅんで(染みて)ウマー!
タコの吸盤がポロポロ…ひとつひとつ箸でつまんで…ウマー!
餅きんちゃくがだらりとトロケて…これまたウマー!
ちくわも厚揚げも、ジャガイモも、こんにゃくも、ゴボ天も卵も…ウマーッ!!
あ…
「手羽元」。
忘れた。
でも、ウマい!
やっぱ、なんでも、「溜め」を利かせた方がヨイね。( ̄ー ̄) |