足の指の間が痒くなる心意気

2002年2月8日(金) 「バニーガールの手のぬくもり」

この時期、女性の脚を彩り、かつ、ワタクシの目を捉えて離さないのが「網タイツ」!

一昔前はそれこそおミズの方しか履いてくれない代物でした。

それがいまや、あ〜た!

右を向いても左を見ても、網タイツにミニスカート、ブーツ、というのがお定まり。

世の中どんどん良くなってきている気がするのは、ワタクシだけでしょうか?


ワタクシの「網タイツ」との出会い。

それをホンマに間近で見た、第三次接近遭遇は怖いモノ知らずの10代の学生の冬。

当時知り合ったおっちゃんに連れて行ってもらったバニーのお店「The R○YAL」でした。

ワケも判らず連れて行かれた、なんか高そうなお店。
でも実はちょっとした居酒屋みたいなもの

店内にはお盆にグラスやボトルを載せて運ぶバニーガールがうようよ。

みなさん、冬だというのに肩まで露わにした色とりどりのバニースーツ!

無論のこと、ウサギのお耳に蝶ネクタイ、

ふわふわシッポ、ハイヒール…そして網タイツ!

すでに目が泳いでます。自分でも判ります。ええ。

もう、思わずバニーちゃんの後ろついて店内を一緒に右往左往してしまいそうです。

このお店のバニーちゃんはテーブルに着いて接待するのではなく。

いわばウエイトレスさんがバニーちゃんの格好をしている、という、それだけの店なのですが。

それでも、なんだかワタクシ地に足が着いてません。

すでに有頂天…


席に着くと、バニーちゃんがすぐ隣に、胸元も露わにひざまずき、おしぼりを渡してくれます。

思わずチャックを下ろしそうになっちゃいますが、ここはぐっとこらえておしぼりを受け取ります。
言っておきますが、ここはそういうお店じゃありません

当然、顔なんて拭きません。

もちろん、首筋も腋の下も拭きません。

オーダーを告げ、バニーちゃんが去ったのを見計らい、おっちゃんとこそこそミーティング。

「おっちゃん、次はどないしたらええのん?」

「ええから、次バニーちゃん来てくれたら、タバコ吸え、タバコ。」

(タバコ?お、落ち着け、ちゅうことかな?童貞バレバレやもんな)
繰り返しますが、ここはそういうお店じゃありません

そうこうするうちに先ほどのバニーちゃんがボトルとグラス、氷を携えて戻ってきました。

再びひざまずくバニーちゃん。

(今や!タバコ!)

おっちゃんから目くばせのサインが!

不細工なくらい慌ててタバコをくわえるワタクシ。

す、すると、バニーちゃんが、ニコと微笑み。

む、自分の胸元に手を挿し入れて…

胸の間から取り出した100円ライターで火を付けてくれるのです!

「あ、すいませんすいませんすいません」

幼き日のワタクシはまたまた不細工なくらい低姿勢で火をもらいます。

もうコレだけで昇天…酒飲みながらも目線は、右往左往。


バニーちゃんがテーブル近くに来るたびにタバコをくわえて。

「胸から飛び出るライター」で火を付けてもらい、とするうちに。

わずか2時間足らずの間にタバコを一箱空にしてしまいました。

ほんとにタバコの弾むお店です。

皆さん。

あの店は肺ガン推進協会に加盟しているに違いありません。

もし行かれるならば。

タバコは軽めのものを。

そして、ライターはわざと持って行かずに。

お楽しみが減ってしまいますよ。

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まうまうさま

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かあくんさま

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志さま

見てわからない? ”ナニ”見てるのよ(はぁと)
ラキさま

さあキミも一緒に 跳ねてみないか?  3太郎
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